目次
- 雪があまり降らない地域…スタッドレスタイヤのお得な使い方は?
- アジアンタイヤは都市向けスタッドレス?
- 【検証】安いスタッドレスタイヤの1シーズン使い切りはお得なのか?
- 【結論】スタッドレスタイヤの1シーズン使い切りはお得
雪があまり降らない地域…スタッドレスタイヤのお得な使い方は?
冬季のカーライフの必須アイテムと呼ばれるスタッドレスタイヤ。しかし、雪があまり降らない地域のドライバーにとっては、スタッドレスタイヤの購入費用やサマータイヤからの履き替え費用などが、使用頻度の割にかさんでしまう印象があります。
そのため、国内有名ブランドの半額以下で購入できるアジアンタイヤのスタッドレスは人気の傾向にあります。
アジアンタイヤは都市向けスタッドレス?
結論から言えば、雪道での安全性を重視するのであれば、国内ブランドのスタッドレスタイヤに勝るものはないでしょう。高額ではありますが、毎日雪道を走行するドライバーの場合、安全性や耐久性は重視すべきポイントです。
しかし、都市部などほとんど雪が降らない地域であれば、アジアンタイヤのスタッドレスでも十分であるといえます。近年、アジアンタイヤの品質は向上しており、雪道での安全性能は国内有名ブランド製品に近いという口コミも。アジアンタイヤユーザーが増え、「安いけど意外といい」という口コミはネットでも散見されます。
そこでMOBYは、雪があまり降らない都市部のドライバーのために、最もお得なスタッドレスタイヤの使い方を検証。11月~2月にかけて1ヶ月に1~2回ほど雪道を走行するシチュエーションを想定し、「リーズナブルなスタッドレスタイヤを1シーズンで使い切る」vs「国内ブランドのスタッドレスタイヤを3年間使い続ける」を比較してみました。
【検証】安いスタッドレスタイヤの1シーズン使い切りはお得なのか?
今回の検証条件は以下の通り。
タイヤ価格はオートウェイを参考に、その他の金額は一般的なタイヤ交換・保管費用として算出しています。
【A】ナンカンタイヤのスタッドレスを1シーズンごと購入、廃棄
【B】国内ブランドのスタッドレスを購入し、3年間使う
ただし、いずれも以下は共通。
- 夏冬ともに国産車に155/65R14のタイヤを取り付ける
- 所有しているホイールは1セットのみ
- タイヤ取付はタイヤ持ち込み→タイヤ組み換え→タイヤ交換を行う
- 使用しないタイヤは保管サービスを利用(保管時はタイヤのみ預ける)
- 廃棄する場合は廃タイヤ料金がかかる
※Aの場合、冬タイヤは毎年購入・廃棄するため保管料は1シーズン分(5ヶ月分)ですが、Bの場合は通年で計算します。
実際に検証してみた。
【A】ナンカンタイヤ ESSN-1 155/65R14を購入した場合
タイヤ購入費用:4,810円×4本×3年分=57,720円
タイヤ交換費用:2,200円×4本×6回分=52,800円
タイヤ保管費用:1,540円×5ヶ月×3回=23,100円
廃タイヤ費用:330円×4本×3回=3,960円
合計:137,580円
【B】国産ブランド A社 155/65R14を購入した場合
タイヤ購入費用:8,220円×4本=32,880円
タイヤ交換費用:2,200円×4本×6回分=52,800円
タイヤ保管費用:1,540円×12ヶ月*×3回=55,440円
合計:141,120円
A:ナンカンタイヤ | B:国産ブランド | |
---|---|---|
タイヤ購入費用 | 57,720円 | 32,880円 |
タイヤ交換費用 | 52,800円 | 52,800円 |
タイヤ保管費用 | 23,100円 | 55.440円 |
廃タイヤ費用 | 3,960円 | 0円 |
合計 | 137,580円 | 141,120円 |
検証の結果、ナンカンタイヤ ESSN-1を毎年購入するのはお得であるということがわかりました。また、今回はタイヤサイズ14インチで比較しましたが、サイズが大きくなると金額差が広がると思われます。(※参考価格ですので実際の費用と異なる場合があります)
【結論】スタッドレスタイヤの1シーズン使い切りはお得
検証の結果、安いスタッドレスタイヤを1シーズンごとに使い切る作戦はお得であるといえます。都市部での急な積雪や、年2回ほどスノーボードに行くことに備えるのであれば、アジアンタイヤのスタッドレスタイヤで十分。保管場所に困るのであれば、潔く捨ててしまうのもアリです。
ナンカンタイヤ ESSN-1 製品情報
今回比較で取り上げたのは、ナンカンタイヤの「ESSN-1」。売れ筋No.1のナンカンタイヤのスタッドレスです。非対称のトレッドパターンにより、直進安定性とコーナリング性能を両立。雪道でも、操作性とグリップ性を有効に発揮できます。2020年には後述する新商品「AW-1」が発売されたため、今後はそちらが主力となっていくことが予想されます。
【新製品も】ナンカンタイヤ AW-1
ESSN-1の後継製品として発売された新製品「AW-1」。タイヤの摩耗を重視したコンパウンドを採用。旧来品よりもさらに長寿命となったことで、コストパフォーマンスにさらなる磨きをかけています。
ナンカンタイヤの購入はネット通販でさらにお得!
ナンカンタイヤをはじめとするアジアンタイヤを購入するには、インターネット通販が便利です。さらに、タイヤの購入から取付までを一挙に行いたいのであれば、ナンカンタイヤをはじめとする輸入タイヤを取り扱う通販サイト「オートウェイ」がおすすめです。
オートウェイは輸入タイヤの大手通販会社。サイトからタイヤを注文すると、自宅や取付店へ配送してもらえます。取付店を配送先にした場合は、車を持ち込むだけでタイヤ取付が完了します。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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