
UFO(※1)に関する議論が活発化している。来週26日、熱望されてきた「UFO公聴会」が米下院で開かれることが明らかになった。
明らかになっている証言者は3人
証言者の1人はアメリカ空軍の退役軍人であるデイヴィッド・チャールズ・グルシュ氏。彼はアメリカ国家地理空間情報局(NGA)の未確認航空現象(UAP)分析の上級技術顧問、およびアメリカ国家偵察局(NRO)の上級士官を務めていた経歴を有している人物だ。
トカナでも報じてきたように、最近グルシュ氏は政府機関勤務中に「UFO墜落事故回収プログラム」について知ったことを暴露。回収された物体はUFOの破片から部分的に無傷の車両までさまざまであったとされ、車両の形態や材料科学テストを行った結果、「独特の原子配列と放射性シグネチャーの保有に基づく地球外または起源不明の非ヒト情報によるもの」だということまで赤裸々に語った。
公聴会ではグルシュ氏の他に元米海軍中尉のライアン・グレイブス氏と、元海軍パイロットのデイヴィッド・フレイヴァー氏が証言する予定だという。
過去にグレイブズ氏は2014年の夏ごろから風に逆らって移動する回転するフタのような物体を翌年の3月頃までほぼ毎日目撃したと証言している。米国防総省が公開した3本のUAP映像のうち1つは2015年にフロリダ州ジャクソンビルの沖合で、グレイブズ氏が率いる戦闘機編隊のメンバーがターゲットカメラで撮影したものだという。
デイヴィッド・フレイヴァー氏もUAP映像の撮影に関わったパイロットの1人だ。彼は2004年にカリフォルニア州サンディエゴ沿岸上空で米海軍の戦闘機・F/A-18スーパーホーネットからUAPを撮影した。
すでに多くの情報を語っている証言者3人だが、公聴会では新たな情報が明かされるかもしれない。特にグルシュ氏は米政府のUFO調査にかなり高いレベルでコミットしていたことから、一般メディアには話していない、より重大な情報が飛び出す可能性は高そうだ。
