「鳥居」を彷彿とさせるインテリアで、日本の伝統文化への敬意を表現。

次世代型ファッションブランド「REDLIST(レッドリスト)」のコンセプトショップが、7月26日(水)に東京・原宿のラフォーレ原宿1階にてオープンした。また、新ショップのスタートを記念し、8月には新作スニーカーの発売も予定している。

ブランド初となる長期間展開のショップへ、一足先に訪れてみよう。

絶滅危惧種にインスパイアされた「REDLIST」

絶滅のおそれのある野生生物種リストの呼称をブランド名に持つ「REDLIST」。リストに載る生物たちの希少価値を体現したような、絶滅危惧種にインスパイアされたプロダクトを放つプレミアムファッションブランドとして、今年1月にローンチした。

ブランドコンセプトは「Next Generation Sequencing (次世代への継承)」。次世代につなぐべき希少価値を発揮するさまざまな人たちとコミュニティを形成しながら、日本発のグローバルブランド(ネオ・ジパングブランド)として活動していくことを目標としている。

また、大量生産や大量消費を目指さず、スニーカー売上の5%は、絶滅危惧種の生息する地域の環境保護のためのクリーン活動に活用される仕組みだ。

「REDLIST」のコンセプトショップ

日本固有の文化や様式にも目を向け、絶滅危惧種の動物と同様に、伝統的な文化を次世代に繋いでいくことを大切にしている「REDLIST」。

今回オープンしたコンセプトショップでは、日本の古くからの建築によく見られる鳥居を彷彿とさせるケージ型デザインを採用し、ブランドカラーでもある赤を象徴とした空間でスニーカーとの出会いを演出している。

オープンを記念した新作スニーカーもリリース

オープン記念プロダクトとして、ブランド初のローカットモデル「GREAT WHITE SHARK(グレート ホワイト シャーク)」が登場する。ホオジロザメからインスパイアされたデザインで、ホオジロザメの流線型のフォルムを再現し、着用する人の足元に躍動感を与える。

なお、カラーはブルー、ブラック、ホワイトの3色展開で、発売開始は8月となる予定だ。また、現在ホオジロザメの野生現存数は約3,500匹と推測され、急速な減少が見られることから、スニーカーを通じてその保護も啓蒙していく。

次世代につなぐ貴重な1足を、店舗にて体感してみてほしい。

REDLIST コンセプトショップ
所在地:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 1階
アクセス:東京メトロ明治神宮前〈原宿〉駅より徒歩1分

(綱嶋直也)