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FC東京所属のU21日本代表MF松木玖生に、MF久保建英の古巣であるラ・リーガ(スペイン1部)RCDマジョルカ移籍の可能性が浮上している。
スペイン紙『マルカ』の報道によると、マジョルカは松木を獲得候補にリストアップしており、すでにFC東京と交渉しているとのこと。ただFC東京は移籍金として300万ユーロ(約4億7000万円)を要求しているという。
また同紙は「マジョルカとってアジア市場は優先事項」とし、松木獲得に向かっている理由を以下のように綴っている。
「久保建英とイ・ガンインのコンビは1シーズン限りだった。日本代表選手がレアル・ソシエダで活躍する一方、イ・ガンインはパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍した。松木はイ・ガンインのPSG移籍によるギャップを埋めることができるだろう。(元日本代表監督でもある)ハビエル・アギーレにとって多才で興味深いサッカー選手である」
松木は昨年に青森山田高校からFC東京へ加入。高卒1年目からJ1リーグで31試合に出場すると、今季はここまでリーグ戦11試合で先発出場。今年5月にはU20日本代表の一員として、FIFA U20ワールドカップに参戦している。
また今年1月には、国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関であるスポーツ国際研究センターが同選手の市場価値を300万ユーロと試算。昨年12月時点でFC東京と2024年12月まで契約を残していると伝えている。
なおマジョルカは2022/23シーズンのスペイン1部リーグで勝ち点50を獲得。2023/24シーズンの欧州カップ戦出場圏内の7位オサスナとは勝ち点3差だった。また昨年12月には清水エスパルスと2024年6月30日までのパートナーシップを締結。久保の他にも、川崎フロンターレ所属MF家長昭博や大久保嘉人氏の古巣でもある。