軽SUVのさきがけ的モデル。ダイハツ ネイキッド
最後に紹介するのは、1999年の軽自動車の規格変更時に登場し、2004年まで販売されたダイハツ ネイキッド。
当時は、ミラをベースとしたハイトワゴンという分類で、180mmの最低地上高を確保していたのにも関わらず、SUVとは呼ばれませんでした。
ボディは、分割されたバンパーやフロントグリルがボルト留めされ、簡単に取り外しができるようになっているのが特徴。
この特徴を活かすために、ネイキッドには非常に多くのオプション装備が設定され、ドライバーの好みに合わせてカスタマイズできました。この考え方が進化して、現行型コペンが導入しているドレスフォーメーションに発展したと言えるでしょう。
搭載するエンジンは最高出力64psを発生する直列3気筒ターボと最高出力58psを発生する直列3気筒自然吸気の2種類。
組み合わされるトランスミッションは5速MTと4速ATを用意し、駆動方式は全グレードで2WD(FF)と4WDを選ぶことが可能でした。
デビューの時は丸目のヘッドライトの標準車と装備が充実したGの2グレードでしたが、2002年のマイナーチェンジの際に角形ヘッドライトを採用したFとターボFを追加しています。
ネイキッドの中古車 価格帯は約1万~約125万円。狙い目は流通台数の多い660Gターボで、角形ヘッドライトを採用したFグレードはほとんど流通していません。
すでに豊富なオプションパーツは手に入りませんが、カクカクの四角いボディと丸目のヘッドライトのカワイイフロントマスクはZ世代には高く評価されるかもしれません。
平成生まれのカクカクしたSUVは、残念ながらいずれもカタログから消滅してしまっていますが、いま見てもなかなか新鮮に映ります。
気になる方は中古車を探してみましょう。
提供元・車選びドットコムマガジン
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