クルマの表情が明るく艶やかに

今日は久しぶりに愛車でドライブ。カノジョとショッピングにお出掛けだ。遅れることなく待ち合わせの場所へ到着すると、クルマに近づくなりカノジョが言う。
「いつもとチンクの雰囲気が違うけど、何か変わった?」
相変わらずカノジョは鋭い。そう、ボクのチンクエチェントがいつもよりちょっとエレガントに見えるのは、クラシックな雰囲気にマッチするタイヤ、「RADAR Dimax Classic(レーダー・ディーマックス クラシック)」に交換したから。

1970年生まれのこのフィアット500Lは、小さくて軽くて非力だから現代のタイヤならどれでも事足りてしまうのだけど、なによりもこのタイヤを選ぶ決め手となったのは、ヒストリックカーと親和性のあるクラシックなデザインとホワイトリボンだ。このホワイトリボンのアクセントのおかげでクルマ全体の表情が明るく艶やかになった。

とはいえ、いまどきホワイトリボンはポピュラーではないから、選択肢もサイズのラインナップも少ないのが普通だ。ところが、このRADAR Dimax Classicには、12インチから15インチまで、多くのヒストリックカーにも装着できる豊富なサイズを取り揃えていて入手もしやすい。もちろん、チンクエチェントの純正ホイールにピッタリな125R12サイズも用意されている。

実際に履かせてみると、このタイヤの特長がホワイトリボンのアクセントだけでなくトレッドパターンにもクラシカルなデザインを採用していることが分かる。しかもサイドウォールに適度な丸みをもたせ、クルマとのマッチングもしっかり考慮しているようだ。設計者はきっとクルマ好きに違いない! と思えるディティールへのこだわりが感じられる。

肝心の走りはといえば、路面との当たりが柔らかく、タイヤそのもののダンピングが効いていて快適。だからといって、剛性感が無いわけではなくてハンドリングの応答性も良好だ。正直にいうと、チンクエチェント自体の音が大きいのでよく分からないけれど、不快なパターンノイズが響くようなこともない。




ヒストリックカーのスタイルを崩すことなく、むしろいっそう際立たせるRADAR Dimax Classicなら、いつものドライブがより快適で楽しくなることは間違いない。その証拠に、カノジョが「もっと遠くまでドライブしたい」と言い出した。もちろんボクは待ってました! とアクセルを踏み込んだ。

RADAR TIRES
フォト:佐藤亮太 R.Sato モデル(TYCOON):川口瞬 S.Kawaguchi/ 岡部悠加 H.Okabe スタイリスト:泉 敦夫 A.Izumi 取材協力:チンクエチェント博物館
文・Tipo編集部/提供元・CARSMEET WEB
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