後半はペースアップ
難解なミステリーが解けるまでに要した時間は実に2時間半。ようやく今期のパターンを掴み、ペースを上げていきます。途中、良型と思われる魚を何度かバラすものの、それでも、大きめの針より効率は良さそう。
後半にダブルが2回ありました(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
周りでは猛暑の影響か、置き竿が増えてきましたが、筆者は必死に追い上げを試みます。そして納竿時刻の11時半。最後まで頑張って、何とか47匹まで数をのばすことができました。
エサを小さくするとチャリコがヒット(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
最終結果
筆者はシロギス47匹(うち20cmオーバー6匹)、メゴチ4匹、ちゃりこ(タイの赤ちゃん)10匹以上(全てリリース)。
同行者にも本命ヒット(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
因みにトップは115匹で、終始船宿仕掛け(6号天秤仕掛け)にて置き竿でのんびりやっていた同行者は37匹とのことでした。勿論なのですが、置き竿よりも、ちょい投げや誘いを入れた方がはるかに喰いは良い、ということは言うまでもありません。
シロギスはスピニングタックルが使いやすいです(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
出だしで躓いたことにより、納竿時刻までひたすら頑張る羽目になった筆者。最後は完全にバテました。とにかく船上は朝から暑かったです。真夏の釣りにお出かけの際は、必ず飲み物多めに持参してください。
何とかお土産になりました(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
ゲストのメゴチは美味
この日、筆者はメゴチが4匹混じったのですが、周りではもっと混じっているようでした。そして、そのネズミのような風貌(実は正式名称ネズミゴチ)と強烈なヌメリから、リリースしてしまう人もちらほら。
メゴチはとにかくヌメリが凄い(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
しかし、よくヌメリを取って、松葉おろしにして天ぷらにすると、これが驚くほど美味しい一品に。食味はシロギスよりも、フグに近いと思います。
松葉おろしにしたメゴチの天ぷら(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
市場に出回ることはほとんどない魚ということで、釣れた際は、是非持ち帰って料理してみてください。
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<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
▼この釣り船について
隆正丸
出船場所:飯岡港
隆正丸
出船場所:飯岡港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年2月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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