ポイントを活用して投資ができる「ポイント投資」を始める人が増えている。

ポイント投資とは、ポイントカードの提示やクレジットカードの支払いなどで貯めたポイントを使って投資をするものだ。ポイントのまま運用することもできるが、現金化して金融商品を購入することもできる。

一見、普通の投資と変わらない投資ができそうだが、やるならどちらがいいだろうか。

ポイント投資と普通の投資の違い

一番の違いは原資となるものがポイントか現金かということだが、それ以外にもさまざまな違いがある。

選べる金融機関が違う

普通の投資は証券会社や銀行などから自分に合った金融機関を選べるが、ポイント投資はそれぞれのポイントに対応する証券会社が決まっている。そのため、複数種のポイントを運用したい場合は、ポイントごとに証券口座を開設する必要がある。

選べる金融商品が違う

ポイント投資は、通常の投資に比べて選べる金融商品の選択肢が少ない場合が多く、ポイントのまま運用する場合は、さらに限定的になる。

始める際は、投資したい金融商品があるかを事前に確認したほうがよいだろう。

かかる手数料が違う

ポイント投資も普通の投資と同様に取引手数料や信託報酬などが発生するが、ポイント投資のほうが投資額に対する手数料の割合が高くなりがちだ。