車中泊用に後からそろえた物
・ポータブル電源 約70,000円
・トラベルクッカー 約4,000円
・電気敷毛布 約5,000円
・炊飯器 約5,000円
・シュラフ 約12,000円
サブバッテリーなどの電源が付いていない簡易な車中泊仕様車では、手っ取り早く電源を確保するにはポータブル電源がいちばんです。
軽くて小さいので積み降ろしも簡単。
ポータブル電源が有るだけで車中泊が一気に快適になります。
車内で家庭用電気機器が使えることが最大の魅力で、このポータブル電源を使い、トラベルクッカー(電熱式の電気調理器)でお湯を沸かすこともできますし、簡単な調理をしたり、炊飯器でご飯を炊いたりすることも可能です。
車内で扇風機や換気扇も回せます。
冬の車中泊では、電気敷毛布を使って暖が取れることで、極寒での車中泊も可能になりました。
ポータブル電源は乗せるだけなので、もし壊れたとしても買い替えが可能ですし、容量が足りなければ必要に応じて容量を増やすことも可能です。
難しい配線工事や加工は一切必要ありません。
とにかくお手軽なのがポータブル電源で、車中泊との相性もとても良いのです。
最低でも500Wクラスのものを選ぶとよいでしょう。
シュラフは、私は3シーズン用しか持っていなかったので、冬も使える4シーズン用のシュラフを息子の分と2人分購入しました。
車中泊にかかった費用
食費やガソリン代などの車中泊にかかった費用は、すべての領収証を保管しているわけではないので細かい金額までは分かりません。
おおよその目安となります。
・宿泊代 0円
・食費 1回につき1,000円~2,000円程度
・温泉代 一人につき1,000円程度なので2人だと2,000円程度
・ガソリン代 場所によって5,000円~8,000円程度(高速代は別途)
・おみやげ代 1,000円~2,000円程度
車中泊の魅力は何といっても宿泊代がかからないことです。
自分のクルマが宿ですからね!
私はよく息子と車中泊に出かけますが、息子との男2人旅では食事は簡単なものしか作らないので食費もかかりません。
例えば、炊き込みご飯の素を使っての炊き込みご飯と缶詰めのおかずでは、2人で食べても1,000円以内で済みます。
温泉は安いところでは500円から入れる場所もあれば1,000円の場所もあります。
群馬県伊香保の「石段の湯」や、山梨県まきおか町の「花かげの湯」はワンコインでした。
ガソリン代ですが、キャラバンマルチベッドの燃費はあまり良くありません。平均燃費で1リッター当たり7km程度です。
片道100kmの車中泊の旅に出たとしましょう。往復で200㎞となり、1リッター当たり7kmだと29Lのガソリンを消費します。
1リッター当たり150円で計算すると、4,286円となりますので100㎞圏内で高速道路を使わなければ5,000円以下でも車中泊の旅に出かけられます。
目的の場所によって異なりますが、車中泊のおおよその費用は1回当たり8,000~12,000円くらいで収まります。
月に1度、車中泊をしたとして1年間では最大で144,000円ほどになる計算。
さらに現地で遊んだ場合、例えばスキーもしたらリフト代が発生しますし、道の駅に隣接したフィールドアスレチックを子どもが「やりたい」なんて言いだしたら別途費用がかかります。
それでも、公共交通機関を使って宿に泊まることを考えたら、とてもリーズナブルに旅行ができるのがやはり車中泊のいちばんのメリットでしょう。