シーン1:電子マネーが非対応の場合

実店舗やネットショップのなかには、まだ電子マネーに対応していないところが多い。その点、クレジットカードならほとんどの場合使用可能なので便利だ。

シーン2:支払いが高額な場合

クレジットカードなら分割払いも可能だ。高額な商品も、複数回に分けてあと払いできるクレジットカードならすぐに購入できる。

一方、電子マネーをチャージして使う場合、高額な買い物をすると残高が足りなくなる可能性がある。

シーン3:クレジットカードのポイント還元率が高い場合

クレジットカードによっては、特定の店舗でポイント還元率が高くなる場合がある。還元率が高い場合は、クレジットカードを積極的に使おう。

ポイントが貯まりやすい使い方

電子マネーとクレジットカードを使って効率よくポイントを貯めるには、電子マネーのチャージ方法をクレジットカードに設定するのがおすすめだ。

電子マネーを利用する際とチャージする際、どちらもポイントが付与されるサービスを選ぶと、ポイントの2重取りができるからだ。

ポイントを2重取りできるシーンでは、電子マネーで決済するとポイントが貯まりやすい。電子マネーとクレジットカードは、それぞれの特徴を見極めて賢く使いこなそう。

文・たなべようこ(ファイナンシャル・プランナー)
証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。