香港を代表する大スター、張國榮(レスリー・チャン)さんが亡くなって20年。公開から30年が経ってもなお色あせない主演作『さらば、わが愛/覇王別姫』がこの夏、映画館でよみがえる。

映画の公開に併せて、デジタルコレクションカード付きムビチケ前売券、カスタムフィギュア展示、メモリアルブック発売の3大特別企画が展開される。

(C)1993 Tomson(Hong Kong)Films Co.,Ltd.

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レスリー・チャンさん没後20年3大特別企画

7月28日(金)に公開される『さらば、わが愛/覇王別姫 4K』。

監督にチェン・カイコーさん、主演にレスリー・チャンさんを迎えて1993年に初公開された同作は、京劇「覇王別姫」を演じる俳優たちの愛憎劇を叙情的に描き、中国語映画としては史上初のカンヌ国際映画祭 パルム・ドール賞を受賞した。

公開30周年、レスリー・チャンさん没後20年特別企画として、4Kで日本のスクリーンによみがえる。併せて映画コレクティブルマーケットプレイス「mov」で、3大特別企画を実施する。

第1弾 NFT付きデジタルコレクションカード

第1弾は、デジタル証明書(NFT)付きデジタルコレクションカードが付属したムビチケ前売券の販売だ。

同作のオンライン前売券を7月27日(木)までにムビチケのウェブサイトで購入すると、レスリー・チャンさんが表紙を飾る映画雑誌『電影双周刊』のNFT付きデジタルコレクションカードが1決済につき1枚プレゼントされる。

プレゼントはランダムで、「SUPER RARE / RARE / GOLD / SILVER / BRONZE / NORMAL」の6種類、合計22枚。

1979年に創刊し、かつては香港唯一の本格的映画雑誌として刊行されていた『電影双周刊』。香港映画が隆盛を極める1990年初頭から、レスリー・チャンさんは同誌の表紙を数多く飾ってきた。

映画コレクティブルマーケットプレイス「mov」が、その中から22種類の表紙をデジタル化。ファン垂涎のデジタルコレクションカードが誕生した。

映画のオンライン前売券にデジタルコレクティブルを付与するのは、日本初、かつアジア初の試みだという。

第2弾 カスタムフィギュアの記念展示

第2弾として、上記映画の日本公開に合わせて「109シネマズプレミアム新宿」を会場に、香港のフィギュア・アーティスト、エコー・トーさんによるカスタムフィギュアを展示する。

幼少期より香港映画の大ファンだったエコー・トーさんは、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』や『花様年華』『インファナル・アフェア』など、香港の名作映画に登場した人物のカスタムフィギュア作品をこれまで40体以上制作している。

今回展示するのは『さらば、わが愛/覇王別姫』『欲望の翼』『ルージュ』『男たちの挽歌』『楽園の瑕』『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』『ダブルタップ』をもとにした計7体。期間は映画公開初日となる7月28日(金)から8月17日(木)までを予定する。

第3弾 『電影双周刊』と日本特別編集『LESLIE』発売

第3弾として、既に絶版となっている『電影双周刊』の中から、レスリー・チャンさんを特集した香港オリジナル版4冊をデジタル化。

加えて没後20年のメモリアルブックとして、movとムービーウォーカー社が『電影双周刊』4冊を1冊にまとめた日本特別編集『LESLIE』を、通常版とデジタル版の両方で販売する。

デジタル版は『さらば、わが愛/覇王別姫 4K』の上映劇場と映画コレクティブルマーケットプレイス「mov」で限定販売される。デジタル版を購入すると、閲覧権の所有を証明するNFTが発行される。