違い2:金利
カードローンの金利のほうが、低い傾向にある。
とくに銀行のカードローンの上限金利は年15.0%程度がほとんどで、年18.0%が上限であるキャッシングよりも低金利で借り入れできる可能性がある。
金利年15.0%と18.0%では、100万円の借入残高に対して、単純計算で3万円の利息の差が出てくる。
違い3:融資スピード
キャッシングの場合、すでに持っているクレジットカードにキャッシング機能が付帯されていればすぐに借入れが可能だ。
ただし、クレジットカードの申し込みから行う場合は、手元にカードが届くまでに2週間から4週間程度かかる。
カードローンの場合、銀行は審査に数日かかる場合がほとんどで、消費者金融だと即日融資のサービスを行なっている会社もある。
違い4:返済方法
キャッシングの場合は、クレジットカードの買い物代金と一緒に口座引き落としされる一括返済が一般的だ。
カードローンの場合は、毎月一定額を返済するリボルビング方式が一般的だが、会社によって返済方法は様々である。
自分に合った借入れ方法を見極めることが大切
どちらも現金が必要になった場合に便利だが、金利や審査などの違いがある。使用する場合は返済計画を立てて、よく検討してから選択することをおすすめする。
文・井上喜奈子(ファイナンシャル・プランナー)
中央大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。約7年、生命保険と損害保険のコンサルティング営業を行う。個人営業と法人営業を経験。出産後ライターとして活動している。
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