東京・下北沢にある「シェアオフィスLUPO」(会計事務所・株式会社LOOK UP運営)では、8月1日からシェアオフィス利用者に対して「税務・会計支援サービス」を開始します。

個人事業主や中小企業経営者にとって、経営に欠かせない経理・税務業務は大きな負担かつ悩みの種。10月からはインボイス制度(適格請求書等保存方式)がスタートします。さらなる不安や迷いを感じている人はチェックしてみてもいいかもしれません。

インボイス制度とは

インボイス制度(適格請求書等保存方式)は、2023年10月1日から開始されるあらたな制度。 買い手側である課税事業者(消費税を納付する義務がある事業者)が「仕入税額控除」を適用するために必要な請求書などの作成・保存方式のことです。

国税庁|資料 適格請求書等保存方式の概要

公認会計士・税理士が同じフロアで働くシェアオフィス

シェアオフィスLUPOは、公認会計士・税理士が同じフロアで働いているため、従来からユーザーが小さな疑問や問題、ビジネスの戦略立案や税務に関することを気軽に相談できる環境だったそうです。

この新サービスは、売り上げ1,000万円以下の個人事業主を対象に税務申告やクラウド会計ソフトの設定・導入支援・自計化を無償でサポートするというもの。また、対象外となるユーザーへはサービス料金から一律11,000円(税込)の割引が受けられます。

サービス概要

シェアオフィスLUPOを運営する企業・LOOK UPの別事業「公認会計士・税理士による会計サポート事業(会計事務所)」から、経理業務から開業・資金調達などの支援が受けられます。

サービス内容

・税務申告

・クラウド会計ソフトの設定・導入支援・自計化支援

・税務、会計に関する相談(適宜)

※個人事業主(売上1,000万円未満)のユーザー限定。

個人事業主(売上1,000万円未満)以外のユーザーは、有償でのサービス利用が可能です。その場合、サービス料金から一律11,000円(税込)割引が受けられます。

サービス提供は、クラウド会計(freee, マネーフォワード)利用者に限定。ただし、会計ソフトの新規導入の支援が可能です。

同社担当者は、このサービス開始にあわせて「これからのLUPOが、ただの作業スペースを求めたシェアオフィスではなく、利用者の皆様がビジネスを進める上でのパートナーとなることを目指し、これからも皆様のビジネス成功のために、私たちが出来る最善のサポートを提供し続ける」とコメントしています。