荷物を積む際のポイント

キャラバン マルチベッドはベースが貨物車なので最大積載量が1,000kgもあります。乗用車ではありえない積載量ですね!

だからといってベッドキットの上に重量物を置くことはおすすめしません。ベッドが重さに耐えられない可能性があります。

重量物は床に直接載せましょう。

ベッドキットだけの車中泊仕様バンって収納は不便なの?
(画像=『MOBY』より 引用)

なんと言ってもフラットなベッドにできるので、重量物でなければ、かなり大きな荷物も載せられます。

ベッドの高さは350mmで、ベッドから天井までの高さは1,000mmとなってしまいますが、床面積はベッドを畳んだときとほぼ変わらない広さが確保できます。

例えば布団を積んだり、ちょっとした家具でも載せられたりします。

自転車だって、真ん中のマットを外すだけで通路に置けます。2列目シートも畳めば、荷室部分をさらに拡大できます。

またキャラバンには、荷物の固定用にユーティリティナットがあります。荷物の積載や固定にはこのユーティリティナットを上手に活用しましょう。

ユーティリティナットの場所について

・荷室窓上に片側8カ所(ルーフインナーバー)
・窓下に片側4カ所(積み荷固定用に使用)
・ホイールハウス両脇に2カ所(自転車などの固定用に使用)

片側で合計14カ所、両側にすると28カ所ものユーティリティナットがあり、プラスチックのキャップを外すとM6という径(サイズ)のナットになっていて、ルーフインナーバーやフックなどが取付けられます。

バーやフックは様々な純正オプション設定があり、好みに応じて付けていくことが可能ですし、自分でDIYする方法もあります。

簡易な車中泊仕様車にピッタリの用途は

キャラバン マルチベッドは、簡易なキャンパー仕様で、キャンピングカーのような装備はない分安価で購入可能です。

実際に使ってみて、私は車中泊+趣味という使い方をする人にピッタリだと思っています。

・スキーやスノーボード
・サイクリングが趣味で自転車を積んで全国各地を巡る
・季節を問わず海でサーフィン
・釣りが趣味で、たくさんの竿を積んで海や川へ向かう
・キャンプが趣味でテントやコンロを積んで全国へ
・バイクが趣味で各地へ遠征
・車中泊が趣味で全国の温泉巡り

このような趣味を持った人には「うってつけ」です。

前夜から目的地に向かい、途中で車中泊をしてもいいし、休憩スペースにしてもいい。

ベッドキットだけの車中泊仕様バンって収納は不便なの?
(画像=『MOBY』より 引用)

純正オプションのルーフインナーバーを使い、天井部分に釣竿やサーフボードを収納することも可能。

マルチベッドを片側ベッドモードにすればバイクや自転車を載せることもできます。

片側はベッドのままなので1人なら寝られます。

広い荷室はキャンプ道具やバーベキュー用品も満載にできます。

つまり趣味のベース基地、キャラバンを使って趣味に没頭するための拠点として使うのがベストな使い方だと考えます。