イギリスを代表するアーティストであり、20世紀の現代美術の開拓者でもあるデイヴィッド・ホックニー氏。80歳を超えた現在でもiPadやiPhoneを用いた絵画など、新たな美術表現を探求している。

銀座 蔦屋書店では、8月13日(日)まで店内GINZA ART SQUAREにてデイヴィッド・ホックニー氏の写真作品や、同氏を象徴する作品集『A Bigger Book』『My Window』を展示・販売する。

公式図録や関連作品集も並ぶ「DAVID HOCKNEY」フェア

東京都現代美術館にて、日本では27年ぶりの大規模個展となる「デイヴィッド・ホックニー展」が開幕した。

時を同じくして、銀座 蔦屋書店でデイヴィッド・ホックニー氏の写真作品を展示するとともに、ドイツの出版社TASCHENより刊行された『A Bigger Book』や、iPhoneを芸術のツールに使えることを見出し、絵画における新しい可能性の扉を開いた大型本『My Window』を展示・販売する。

併せて厳選した洋書や、ホックニー氏の絵画について記したテキスト、東京都現代美術館で開催中の展覧会の公式図録、関連作品集も展開する。

デイヴィッド・ホックニー展 カタログ表紙 表紙作品:《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020-21年 © David Hockney

デイヴィッド・ホックニー展 カタログ表紙 表紙作品:《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020-21年 © David Hockney

展示する写真作品は、1989年に西村画廊で開催された展覧会「Photographs of China」で発表された、中国を撮影した作品のうちの6点。

1981年に詩人のスティーヴン・スペンダーさんとともに中国へ旅する中で、北京、杭州をはじめ、中国全土で撮影された。

写真作品の制作に注力した1980年代前半に撮影されたこれらの写真群は、その後の「フォト・コラージュ」シリーズへと続く、ホックニー氏のキャリアにおける重要なポイントとして考えられている。

写真作品、関連洋書、「A Bigger Book」は7月22日(土)より店頭にて販売を開始している。また、7月26日(水)からは「My Window」を販売する。時期が前後する可能性があるが、「デイヴィッド・ホックニー展 カタログ」も入荷予定だ。

美術館で作品を鑑賞した後は、その熱気を保ったまま銀座 蔦屋書店で関連書籍を買い求めるのも楽しい。オンラインストアでも8月1日(火)10時30分より販売予定なので、遠方で来店できない人はチェックしたい。

「DAVID HOCKNEY」フェア
期間:開催中~8月13日(日) ※終了日は変更になる場合がある
会場:銀座 蔦屋書店 GINZA ART SQUARE
所在地:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

(SAYA)