「ところてん」と「寒天」「葛切り」との違い
ところてんと似た食品に、「寒天」と「葛切り」があります。
そこで、この3つの食品の違いを解説していきます。
「寒天」との違い

ところてんと寒天は、伝来した時代や生まれた時代が違います。
ところてんは、奈良時代に中国から伝来したとされる食品です。
対して寒天は、日本で江戸時代に生まれたものだとされています。
また、材料は同じではありますが、製造方法に違いがあります。
寒天の場合、天草を溶けるまで沸騰させて煮汁を作ります。
この煮汁をまず凍結させます。
その後、日に当て溶解させ、さらに水分を飛ばし乾燥させることで完成します。
「葛切り」との違い

ところてんと葛切りの場合、使われる材料がまず違います。
ところてんは、寒天と同じく天草を原料とします。
それに対して葛切りは、名前の通り「くず粉」が材料です。
また、ところてんと葛切りは製造方法も異なります。
葛切りの場合、葛という植物の根を砕き、水で洗ってでんぷん質を沈殿させることで、まずは「くず粉」の素を作ります。
このくず粉の素から水分とでんぷん質が分離したのを確認した後、水分を除去しでんぷん質を乾燥させることで「くず粉」が出来上がります。
そのくず粉を、水に溶き型に流こんだ後、加熱することで固めることで葛切りの原型が完成します。
この固まった原型を細く切れば葛切りとなります。
まとめ
夏の風物詩の1つとなる「ところてん」。
透明な姿は清涼感がありますし、つるっとした食感はのどごしもいいです。
関東では酢でさっぱりと食し、関西では黒蜜と共に甘味として口にするのが一般的です。
そんなところてんは、漢字で「心太」と表記します。
昔はこの漢字の読みの通り「こころふと」という呼び方をされていたようです。
それが次第に変化して、現在の「ところてん」という呼び方になったのだとか。
提供元・FUNDO
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