自宅にネット回線を導入している場合、スマホの利用はWi-Fiに接続して行うため、ギガの消費はない。自宅にネット回線があって使い放題プランを契約している人は、もう一度毎月のデータ利用量を確認するべきだ。
一般的に、月間で利用できる基本データ容量が小さいほど月額料金が安くなる。自身のデータ容量に対して契約プランの容量が大きかった場合は、容量の小さいプランへ変更することで節約につながる。
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②インターネット回線を見直す
固定回線とモバイルルーターはどちらが良いのか悩んでいる人もいるだろう。モバイルルーターは持ち運びができ、スマホとWi-Fiを接続していつでもどこでもインターネットができる。
しかし、モバイルルーターはデータ容量の上限を超えると、通信速度が制限されたり不安定になったりする。その点は固定回線より劣る。
そこで、リモートワークなどで大きなデータ容量が必要な人は、スマホとのセット割の提携サービスがある固定回線を検討すべきだろう。固定回線は、乗り換えるだけでは大きく料金は変わらないが、スマホが大手キャリアであれば、回線をまとめると断然お得に契約できる。
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一度見直せば、効果はずっと続く
通信費の見直しを面倒だと感じる人もいるだろうが、一度契約を見直してしまえば、節約の効果はずっと続く。
この機会に通信費を見直してみてはいかがだろうか。
文・井上喜奈子(ファイナンシャル・プランナー)
中央大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。約7年、生命保険と損害保険のコンサルティング営業を行う。個人営業と法人営業を経験。出産後ライターとして活動している。