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FC町田ゼルビアは22日開催の明治安田生命J2リーグ第27節で、ジェフユナイテッド市原・千葉に1-3と敗北。町田所属FW平河悠の千葉所属MF田中和樹に対するファウルやその後の行動をきっかけに、ネット上で再び行き過ぎた町田批判に関する議論が繰り広げられている。
千葉が2点リードで迎えた後半11分、田中が敵陣右サイドで平河からボールを奪うと、そのままドリブルで相手ゴールに迫る。しかしペナルティエリア付近で平河に背後から足をかけられて転倒。千葉にフリーキックが与えられた。
その直後、平河はピッチに両ひざをつきながら判定に抗議。すると田中は左手で平河の右肩を突き、平河はピッチに仰向けに倒れる。主審は両選手に対してイエローカードを提示。両チームの選手による小競り合いが発生することなく、試合は再開されている。
ただツイッター上では、ファウル直後にとった田中の行為が8秒ほどの動画により拡散。田中の行為に容認しないSNSユーザーがいる一方、「平河の倒れ方が演技」といった町田に対する厳しい声も噴出。同時に執拗な町田批判への反対意見も沸き起こっている。
なお町田は今月6日、J2優勝争いのライバルである東京ヴェルディからMFバスケス・バイロンを完全移籍により獲得。今月9日開催の東京V戦(東京クラシック)では、2点リードから追いつかれた後に時間稼ぎと思われるプレーに徹し、試合後にネット上で様々な意見が飛び交っていた。
天皇杯3回戦で横浜F・マリノスを下すなど、今季ここまで好調を維持している町田。千葉戦でリーグ戦8試合ぶりとなる黒星を喫した中、再びピッチ上での振る舞いにサッカーファンの視線が集まっている。