先日の野迫川村への釣行で思っていた以上に水温が上がっており、陽が高くなり始める頃からなら期待が出来ると感じ再び野迫川村の川原樋川へ釣行を計画した。大阪の自宅を出発して約1時間30分程度で野迫川村へ行くことが出来る。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
先日の釣行が忘れられず再び入渓
高野山から南紀へ伸びる高野龍神スカイラインのおかげでアクセス時間は大幅に短縮されひと昔前と比べて30分以上は短縮されていると感じている。途中高野山までも道路改修が進んでおりさらに行きやすくなるだろう。
ポイントに着いて準備。いつもの5.3ftのロッドにエステル0.4号、リーダーはナイロンの0.6号のタックルセッティング。前回良かったスピナーをベースに釣っていくプランを計画していた。
想定以上に水量が少ない
ウェーダーを装着して入渓場所に近づくが……。事前にライブカメラで水量は確認していたものの想像よりはるかに水量が少ない。これは想定外であったが、できるだけ水深のある場所を撃てば出るだろうと考えてスピナーを通していく。しかし思いとは裏腹にチェイスは無く上流へ歩を進める。
スピナーでイワナ手中
比較的なだらかな淵のストレートの流れにスピナーを通すと「ドン」という感触。そのままゴリ巻きでズリ上げたのはイワナ。しかもデカい!引きをあまり楽しめなかったが尺近い個体であった。次の淵でもイワナがヒット。やはり水深がある場所に溜まっている印象だ。
ミノーにアマゴがヒット
イワナの活性が高い様子でアマゴが一向にヒットしない。さぁミノーにチェンジしてアマゴ狙い。淵にイワナが多かったので、アマゴが好みそうなストレートの流れをメインに撃っていく。
ミノーはジャクソンのメテオーラで流れの中でもしっかりアクションが出来るミノーである。ミノーにチェンジして数投でヒット。小型だが綺麗なアマゴだった。連続してヒットするものの18cm前後の個体が大半であった。
今回入っているエリアは放流がほとんどない場所であるが故に自然繁殖している個体であると思われ、やはり小型が多い。ある程度釣れたので下流エリアへ移動することにした。
ポイント移動
車に乗り、数キロ下った下流エリアに到着。活性の高い個体を探していく。最初に入った場所からでもチェイスがあり期待が出来るが口を使うのを躊躇しているような雰囲気である。
ゆっくりめのアクションが良いのかと思いスローフォールタイプのミノーにチェンジすると程なくヒット。しかしファイト中にバラし……。ヒットしてもバラし……。上手くいかない。最後に入った比較的流れが速い場所で連続ヒットがあり何とか形にはなった。
しかし、バラした個体が多すぎて、あれを取れていればと悔しさがのこった。そうこうしているとウェーダーがパカパカしている。よく見るとウェーダーのソールが剥がれかけている。安全のためにもここで納竿。早く気づいて良かった。