連掛け多発で数伸ばす

キスは5連で掛かっているが、やはり複数のキスがハリを2本くわえており、これが原因らしい。群れが大きく活性が高すぎると、軽いオモリでは仕掛けが絡みやすくなる。仕掛けを交換し、オモリを27号のムクに変更して投入を再開した。

オモリを変えたあとは、仕掛け絡みが起こりにくくなった。その後は素バリの無い状態で、キスの連掛けが続いた。時間の経過とともに掛かりが悪くなったが、しばらくするとまた数が付くようになった。

サーフでのシロギス投げ釣りで16cm頭にキス157匹と快釣【三重・町屋海岸】じっくりサビいて9連を決めた(提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

さらに時間が過ぎると、今度は掛ってくるキスのサイズにバラつきが出始めた。移動を決断するには迷うところだが、動かずにキャストを繰り返すことにした。

そのうち、キスが5連、6連、7連と付いてくることが多くなった。ただし、サイズが少し小さくなったようだ。結局、最後まで釣座を移動することはなく、午前10時10分ごろに納竿とした。道具を片付け、砂浜をゆっくり歩いて集合場所の駐車場へ向かった。

16cm頭に157匹ゲット

集合場所に到着すると、皆さんかなりの数のキスを持っているようだ。私の釣果は16cmを頭に157匹、総重量1842gで8位との事だった。

やはり場所にムラがあったようで、駐車場に近いところが良かったらしい。結果的には皆さんでたくさん釣ることができたので良かったと思う。今回の釣果は全員がキロオーバーという結果となった。なかでも2kgオーバーが4人いたことは素晴らしい限りだ。三重県の町屋海岸のキスは魚影がすこぶる濃いことを証明できたように思う。今回は型が小さかったが、前日の土曜日はサイズの良いキスが出ていたとのこと。釣果に日ムラはあるものの、キスは順調に大きくなってきているのではと思う。

なお、これからの時期の釣行は、少し多めにエサと氷を持参するのが良いと思う。今回は若干曇り気味だったので熱中症の不安を感じなかったが、天気のいい日に釣行する場合は、水分をしっかりと取り、傘などの熱中症対策を忘れないようにしてほしい。

また、潮が大きく引く日は潮干狩りに来る人も増えるので、事故が起きないように注意して釣りを楽しんでほしい。

このほか、砂浜を汚したことで駐車場に制限が掛けられた海岸も出てきている。海や砂浜を汚さないよう、ゴミ袋を持参し、自分が出したゴミはきちんと持ち帰るようにしてほしい。

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<週刊つりニュース中部版 APC・横山准司/TSURINEWS編>

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町屋海岸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年7月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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