「ユニクロ(UNIQLO)」、「GU(ジーユー)」を手掛けるファーストリテイリングの2023年8月期第3四半期決算(2022年9月1日〜2023年5月31日)が7月13日に発表になった。主な数字は以下の通りだ。

・売上収益:2兆1435億400万円(前年比+21.4%)

・営業利益:3305億7400万円(同+21.9%)

・税引前四半期利益:3592億300万円(同+2.8%)

・親会社の所有者に帰属する四半期利益:2385億1900万円(同+0.3%)

特に海外「ユニクロ」事業の第3四半期3カ月間の売上収益は3423億円と前年比+38.0%、営業利益614億円、同+89.5%。中でもグレーターチャイナは大幅な増収増益。特にコロナ禍収束の中国大陸は既存店売上高が前年比40%増収で想定を大きく上回った。

こうした好業績を踏まえて、同社は2023年8月期決算予想を上方修正した。左の通期業績予想は第2四半期決算時の予想数字だ。

・売上高:2兆6800億円→2兆7300億円(前年比+18.6%)

・営業利益:3600億円→3700億円(同+24.4%)

・税引前利益:3702億円→3986億円(同−3.6%)

・親会社の所有者に帰属する当期利益:2400億円→2600億円(同−4.9%)

売上高と営業利益はいずれも過去最高になる見込みだ。

文・三浦彰/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生