タメニー株式会社は、アンケートによる主観的幸福感に対する調査を実施。
その結果を全体・男女別・既婚未婚・年代別・地域別にしてまとめました。
ここでは、その調査結果による幸せを感じているのか、どのような点に不満をいだいているのかといった調査結果を解説していきます。
目次
全国で行われた幸福度の調査結果
カテゴリ別の幸福度の調査結果
全国で行われた幸福度の調査結果

今回行われた調査では、
・家族との関係値
・パートナー(配偶者・恋人)との関係値
・金銭面の状況
・仕事や働き方の状況
・利便性や治安から見た住環境
・健康状況
以上の6項目の回答に対する平均値を点数として算出しています。
全国平均の幸福度

今回実施した幸福度調査の平均は25.18点となりました。
そのなかで最も高い項目が「家族との関係値」で、31.88点です。
コロナ禍で家にいる時間も増え、家族について改めて考える人は多かったのかもしれません。
人とのつながりについて大切さを感じた人は多かったのではないでしょうか。
また昨今の物価高が影響しているのか、もっとも低かったのは「金銭面」で19.79点でした。
もっとも高かった「家族との関係値」の幸福度とは12.09点と、10点以上の差が出る結果となりました。
男女別の幸福度



男女別の集計結果では、男性が24.79点、女性は25.58点。
男性よりも、女性の方が0.79点幸福度が高いという結果になりました。
なお、項目別の分布状況は男女間で大きな差はないものの、エリア別ではまた違う面が見えてきました。
エリア別では、東海エリアで男女間の差が大きく男性24.12点、女性26.91点。
中国エリアで男女間の差が小さく、男性が24.91点、女性は24.81点となりました。
カテゴリ別の幸福度の調査結果

同じデータを、「年代別」や「独身か既婚」で分けた際の調査結果を見ていきましょう
年代別の幸福度


年代別の集計結果では、60代の26.31点が最も高く、次いで26.15点の20代、30代が25.46点、40代で24.11点、50代は23.95点となりました。
60代を除くと、若い世代の方が幸福度が高い傾向となりました。
「金銭面に対しての満足度」に対しての回答は、60代が最多で22.80点と、2位で20.26点の30代に2点以上の差を付けました。
他にも、仕事や働き方に対しての満足度や、現在の住環境に対しての満足度もしていますか?」に対しても、60代が最も高い結果となりました。
独身と既婚どちらの幸福度が高い?

既婚者1,216人・未婚者1,178人別の集計結果では、すべての質問で既婚者の方が幸福度が高いという結果が出ました。
「配偶者・や恋人といったパートナーとの関係値にどのくらい満足していますか?」の質問には、未婚者にはパートナーがいない方も含まれていますので、当然ですが既婚者が高くなります。
しかし、金銭面、仕事、住環境、健康状態のいずれにおいても既婚者の方が幸福度が高くなりました。
結婚をすれば一概に幸せというわけではありませんが、幸福度の高い方が多いようです。