プラグで釣るシチュエーション
チヌはワームに反応がいい魚で、正直なところプラグではなかなか出にくい。口が小さい上に、ガツッと食ってくることがないので、ルアーの尾をかじるようなバイトが増え、ノセきれない状況も多々ある。
ただバチやマイクロベイトなど、魚がわかりやす~いモノを食べているときにはむしろプラグにしか反応しないこともある。ワームで魚がだませないなら、プラグでいくしかない。
マイクロメタルバイブレーション
ここまでが一般的なライトブリーム・プラッギングの話。その続きに、プラスワンある。
マイクロメタルジグだ。中でもマイクロメタルバイブレーションが、筆者はチヌには最高のルアーではないかと思っている。まずは、そこそこ重さがあるものでマヅメの時間に手返しよく魚を探れるし、完全に夜になってからも1g級で表層を打っていると頻々とチヌが反応する。夜、上ずったチヌが追尾してきて口に入れるのに非常に良いサイズ感なのだ。

マイクロメタルジグはアピール系のカラーを推奨する。ゴールド、レッドゴールドなど。水色を問わず使えるブルーピンクもいいが、夜までの釣りを想定するならゴールド系だ。
ハリが弱い
メバル用マイクロメタルを流用する唯一の弱点は、細いハリなので魚に曲げられやすいことである。しかも主にはハリは使い切りで、換えバリが販売されていなかったりする。こんなときに活躍するのが、「ソアレカケガミ」などのアジング用のアシストフックだ。小さなハリを買ってきて自作する手もあるが、とりあえずの換えバリはこれが手っ取り早い。

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<井上海生/TSURINEWSライター>
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