「にほん」と「にっぽん」という読み方はどこから来た?

そもそも、なぜ日本は「にほん」や「にっぽん」という読み方がされるようになったのでしょうか?
これに関しては、古い歴史があるのです。
先に生まれた読みは「にっぽん」
日本という国号ができたのは7世紀ごろ、飛鳥時代から奈良時代にかけてです。
その当時、日本は「にっぽん」もしくは「にぽん」と読んでいたと考えられています。
当時は現代と50音の発音が異なり、「はひふへほ」は「ぱぴぷぺぽ」に近い発音だったとされています。
また、当時先進国として影響を受けていた中国の読みでは「にっぽん」になるためだということが有力な説となっています。
「にほん」という読みは江戸時代に普及した?
「にっぽん」という読みが先に生まれたわけですが、室町時代に入ると発音が変わり、「にふぉん」という読み方生まれました。
そして、現代のような「にほん」という読み方が普及したとされるのです。
この「にほん」という読み方自体が普及したのは、江戸時代ではないかと考えられています。
一説には、「にっぽん」という発音が、早口でせっかちな江戸っ子の気質から発音が短くなり、「にほん」になったともいわれています。
江戸時代には特に多くの市民が日本を「にほん」と呼び、どの世代にも広く浸透したとはいえ、「にっぽん」読みも廃れたわけではなく現在まで使われています。
まとめ
日本は、「にほん」でも「にっぽん」でも間違いではありません。
むしろ国がどちらでも良いと定めているので、両方正解です。
ただし、会社名や団体名などに限っては正式な読み方があるので、「にほん」と「にっぽん」のどちらの読みなのか把握する必要がありますよ!
提供元・FUNDO
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