フリーライターの難しさ

西森路代さんは、テレビ局で勤務した後上京し、編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターとなりました。日本や韓国のエンターテインメントについて主に執筆しており、2016年から4年間、ギャラクシー賞の選奨委員も務めています。

フリーライターの難しさとして、ある仕事をすると出版社側が遠慮して別の仕事を振ってくれにくくなることがあることを挙げました。たとえば、自身の意見も入れた著書を出版すると、編集者にインタビューはやらないと思われてインタビュー仕事の依頼が減ることにつながりやすいのだそうです。

また、大ブレイクしたライターの活躍は見えやすいものの、そうではない人がどうやって仕事をしているかが見えにくいことを上げ、今後は「『こういうやり方もある』ということを示していけるように頑張らないといけないとは感じています」と話しました。


西森路代氏

「失敗も経験になる」

トークセッションの最後、古田さんは失敗を恐れているような質問が多かったとして、過去に見たCMで「私は何度も何度も失敗した。だから成功する」というフレーズを上げ、「失敗は経験になるので、転職も失敗したらいいんじゃないですかね」と呼びかけました。