旅人が自由に行き来する日常が戻りつつあり、再び京都に世界中から熱い視線が集まっている。秋の休暇に旅行を考えているなら、早めに滞在先を検討したい。
この秋、京都市下京区に開業する「デュシタニ京都」が、公式サイトにて9月1日(金)以降の宿泊予約受付中だ。会員システム「デュシットゴールドメンバー」専用の料金も設定する。
タイを代表するホテルブランド「デュシタニ」
「デュシタニ」は、タイを代表するホテル・不動産開発会社「デュシット・インターナショナル」のラグジュアリーホテルブランドだ。
1948年のグループ設立以降、世界中でホテル、リゾート、高級ヴィラを運営し、現在ではデュシタニ、デュシット デバラナ、デュシットD2、デュシット プリンセス、デュシット スイーツ、ASAIホテルの16か国6ブランドを展開する。
中でも「デュシタニ」は同グループのフラッグシップだ。新たに加わるデュシタニ京都では、タイと日本の文化の融合が強く意識されている。
4階建ての館内では、細やかな日本の建築文化と優雅な「タイネス」、すなわち「タイらしさ」を併せもったデザインが随所に見られるという。
アユタヤと京都という二つの古都の建築要素から発想を得て、壮大な仏塔「チェディ」と五重塔の屋根の特徴である曲線を各所で用いる。
計147室のゲストルームに加え、洗練されたロビーラウンジ、外界の喧噪を遠ざけ四季を感じられる中庭など、くつろぎの空間がゲストを迎える。
料飲施設としては、タイ料理レストラン「Ayatana(アヤタナ)」をはじめ、鉄板焼きレストランの「紅葉(こうよう)」、地下のバー「Den Kyoto(デン京都)」など5か所を配する。
「Ayatana」では、ミシュラン・ガイドブックで複数年にわたり一つ星を獲得したバンコクのレストラン「Bo.lan(ボー・ラン)」の元シェフ、ドゥアンポーン・ソンヴィサヴァ氏とディラン・ジョーンズ氏がメニューを監修する。
ゆったりとリラックスしたい人には、古代タイの健康療法と日本のホリスティックなアプローチを組み合わせたスパトリートメントを提供する「デバラナウェルネス」がある。
フィットネスジムやインドアプールなど、ラグジュアリーホテルにふさわしい施設も揃う。