HONDA Rebel250の車種プロフィール
今回紹介する「Rebel250」は、2017年に発売された水冷4ストローク・単気筒の250ccエンジンを搭載するクルーザーモデル。「SIMPLE」「RAW(未加工の素材)」をデザインコンセプトに、ナロースタイルのフレームに前後ともに迫力のあるワイド&ファットタイヤ、エンジンや各部パーツをブラックアウトすることで、タフでクールなイメージを表現。中型免許で気軽に乗れるアメリカンバイクとして爆発的な人気を誇っている。
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車両の特徴
車体サイズは全長が2190ミリ、全幅820ミリ、全高1090ミリ、シート高690ミリ、ホイールベースは1490ミリで、車両重量は168kgとなっている。キャスター角は28度で、タイヤサイズはフロントが130/90-16インチ、リアが150/80-16インチを採用。250ccのコンパクトさを活かしつつもファット&ローな迫力も演出するという、唯一無二の存在感となっている。
エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブの単気筒。ボアストロークは76ミリ×55ミリ、圧縮比は10.7で最高出力は26馬力/9500回転、最大トルクは22Nm/7750回転。燃料供給はフューエルインジェクションで、トランスミッションは6速仕様だ。
なお、ほぼ同様の車体に水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒の500ccエンジンを搭載する、大型免許対応モデルの『Rebel500』も同時に発売されている。
走り
高速道路
試乗当日はかなりの強風だったが、単気筒エンジンに小型タンクを採用したスリムな車体ということもあり、高速道路でも風の影響を受けにくい。直進安定性も非常に優秀で、横風を受けてもハンドルを取られるような心配もなく、安全かつ快適にクルーズできるだろう。エンジンはCBR250R(MC41系統)にも搭載されている単気筒エンジンだが、強風の中でもパワー不足を感じることはない。アップライトなハンドルと低いシート高のライディングポジションと相まって、ツーリングバイクとしては高い資質を持っていると言えるだろう。
市街地
ライディングポジションはほぼ一定に決まってしまって自由度はあまりないが、絶妙な曲線を描くシート形状のおかげでお尻が着座面にピッタリとフィットし、乗り心地がとても良い。エンジンの鼓動感は高速道路ではあまり感じられなかったが、市街地走行では250cc単気筒ならではの心地良いパタパタ感も強く感じられ、アメリカンバイクらしいフィーリングも体感できる。
また、交差点で右左折する際も車体が倒しやすいだけでなく、曲がり切ったと同時にしっかりと直立しようとするので、ハンドリングの安定性はとても高い。スラロームのように小回りが連続するようなケースでも、安心してコーナリングすることができる。
クラッチ操作
前後にクルマがいないことを確認して、アクセルを操作せずにクラッチミートだけで発進できるかを試してみたが、エンジンが止まりそうになるような素振りを見せることもなく、スムーズに走り出すことができた。これならばクラッチ操作に慣れていない初心者ライダーが乗ったとしても、エンストする可能性はほぼないと言えるだろう。