「それ別に必要なくない?」で一蹴され、結局……
さらに、実用性を突き詰めた結果として「ミニバンのベースグレード」にたどり着いたという人も。
「なるべく安く、なるべく広い車を探した結果、新型ステップワゴンのAIRに決めました。最低限のオプションで、ナビとETC、フロアマットくらい。正直自分としては、装備面でSPADAの方を選びたかったのですが……妻の考え方が変に合理的というか、装備の違いを説明しても『それ別に必要なくない?』と一蹴されてしまうんですよね。
そもそも3列目は年に数度しか使わないので、CX-8のガソリンモデルも検討したのですが、これについては『同じような値段なら広くないともったいない』と。グレード云々というよりも、とにかく実用性を突き詰める選び方になっていますね」(30代男性)
総じて、ベースグレードを選択する人の傾向としては、車のシンプルな構造や性能を追求する姿勢が見て取れます。グレードを上げることで、快適さや豪華さは向上すると考えられますが、そうした付加価値に重きを置かない人も少なからずいるのでしょう。
グレード選びには、「その人が車に求めている価値」がはっきりと表れます。走行性能や外観、快適性や利便性など、何を重視するかによって、その人にとっての最適な選択は変わってくるものです。後悔しない車選びのためには、このように「自分が優先するポイント」を明確にしておくことが大切なのかもしれませんね。
文・鹿間羊市/提供元・MOBY
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