UQモバイルの新旧料金プランを比較
UQモバイルの新旧料金プランを、料金・月間データ容量・節約モード・自宅セット割・家族セット割の観点から比較してみましょう。
基本料金は安くなった?
新旧プランの月額料金を比較してみました。
旧プラン | 新プラン | |
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月額料金 | くりこしプランS +5G:1,628円 くりこしプランM +5G:2,728円 くりこしプランL +5G:3,828円 | ミニミニプラン:2,365円 トクトクプラン:3,465円(1GB以下は2,277円) コミコミプラン:3,278円 |
基本データ容量 | くりこしプランS +5G:3GB/月 くりこしプランM +5G:15GB/月 くりこしプランL +5G:25GB/月 | ミニミニプラン:4GB トクトクプラン:1~15GB コミコミプラン:20GB |
回線 | au回線(4G・5G) ※5Gは一部エリアのみ提供 | au回線(4G・5G) ※5Gは一部エリアのみ提供 |
容量超過時・節約モード時 最大通信速度 | くりこしプランS +5G:300Kbps くりこしプランM +5G:1Mbps くりこしプランL +5G:1Mbps | ミニミニプラン:300Kbps トクトクプラン:1Mbps コミコミプラン:1Mbps ※節約モードはミニミニプランのみ対応 |
基本国内通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 ※コミコミプラン:1回10分間の国内通話無料(超過後より22円/30秒) |
※コミコミプラン:1回10分間の国内通話無料(超過後より22円/30秒) ※税込価格
割引適用前の料金を新旧で比較すると、値下げされているのはコミコミプランのみ。コミコミプランは通話料もお得なものの、旧プラン「くりこしプランL +5G」には割引が適用されることを考慮すると、安くなったとは言い切れません。
月間データ容量はどう変わったの?
従来の「くりこしプランL +5G」に相当する大容量プラン「コミコミプラン」の、月間データ容量を比較してみましょう。
くりこしプランL +5G | コミコミプラン | |
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月額料金 | 3,828円 | 3,278円 |
基本データ容量 | 25GB | 20GB |
割引適用 | 自宅セット割(-858円) | なし |
割引適用後の月額料金 | 2,970円 | 3,278円 |
※税込価格
旧プラン「くりこしプランL +5G」と新プラン「コミコミプラン」では、新プランのほうが料金が高いのに対して、データ容量が低くなっています。そのため、データ容量を比較すると、旧プラン「くりこしプランL +5G」のほうがお得。
データ通信量が少ない場合は、新プラン「ミニミニプラン」と旧プラン「くりこしプランS 5G」が該当します。そのため新プランの「3GBまで」の契約がお得かどうかが気になるところ。
くりこしプランS +5G | ミニミニプラン | |
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月額料金 | 1,628円 | 2,365円 |
基本データ容量 | 3GB | 4GB |
割引適用 | 自宅セット割(-638円) | 自宅セット割(-1,100円) OR 家族セット割(-550円) + au PAYカードお支払い割(-187円) |
最大割引後の月額料金 | 990円 | 1,078円 |
節約モードは引き続き利用可能?
節約モードとは、低速通信に切り替えて使うことで、データ消費量がゼロになる機能です。新プランでは、「ミニミニプラン」でのみ節約モードを利用可能。「トクトクプラン」「コミコミプラン」では、節約モードを利用できません。
自宅セット割・家族セット割はどう変わった?
新プランの「コミコミプラン」には、自宅セット割が適用されません。セット割がないライバルの例としてドコモのahamoがありますが、そちらはデータ容量20GBで月額料金が2,970円。セット割の適用がなくなったUQモバイルの「コミコミプラン」は、ahamoと比較しても308円の割高です。
UQモバイルの新プランは楽天モバイル「Rakuten最強プラン」よりお得?
UQモバイルの新プラン「コミコミプラン」と「Rakuten最強プラン」は、月額料金が同額。どちらがお得なのかを比較してみましょう。
Rakuten最強プラン | コミコミプラン | |
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月額料金 | 3GBまで:980円 3~20GB:1,980円 20GB超過後:3,278円 | 3,278円 |
データ容量 | 無制限 | 20GB |
無料通話時間(国内) | 無制限(Rakuten Link時) | 10分 |
国際ローミング | 無料(2GBまで) | 有料 |
くりこし | なし | あり |
Rakuten最強プランとコミコミプランでは、総合的にコミコミプランが劣ります。たとえば月額料金は、データ使用量に関係なく一律3,278円のコミコミプランに対して、Rakuten最強プランは、20GBを超過してはじめて3,278円。コミコミプランで20GBを超過すると、5GB追加するのに550円かかるため、Rakuten最強プランが圧倒的にお得です。
国内通話についても、Rakuten最強プランは「Rakuten Link」を利用する必要があるものの、国内通話は無制限で無料。国際ローミングも2GBまで無料な点を考慮すると、コミコミプランよりもRakuten最強プランのほうがお得です。
新プラン「コミコミ/トクトク/ミニミニ」から従来プランに戻すことはできる?
旧プランは、2021年9月1日をもって新規受付を終了しているため、新プランからの変更はできません。したがって、現時点で旧プランを契約している人は、新プランに変更すると旧プランに戻すのは不可能。
旧プラン「くりこしプラン +5G(S/M/L)」から新プラン「コミコミ/トクトク/ミニミニ」に変更したくない場合は、プランを変更せずにそのまま使い続けましょう。