株式を一定数保有すると、企業から感謝の意を込めて、配当金とは別に「株主優待」と呼ばれる自社製品やサービスなどの提供が行われる。誰しも株を持ちたいと思う背景には、その企業を応援したいという気持ちがあるはずだが、株主優待の特典内容も株を保有するひとつのきっかけになるのではないだろうか。
ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんの「映画好きな人にはガチでオススメです。」というツイートには、イオンの株主優待の内容を解説した画像が添えられていた。この投稿には900件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
イオンの株主優待の内容とは?
それでは、さっそくイオンの株主優待の内容について詳しく見ていこう。
まず、イオンの株主になると「オーナーズカード」と呼ばれる神カードがもらえるそうだ。オーナーズカードは、自分用の一枚だけでなく、家族用にもう一枚発行でき、イオン系列のお店で提示すると、さまざまな割引特典を受けることが出来る。
特典のひとつとして、イオンシネマでは、いつでも映画が1,000円で見られるようになるだけでなく、毎回350円のポップコーンまで無料で付いてくるそうだ。両方合わせると、実質650円で映画が見られるという計算になる。
また、オーナーズカードを持っていると、株の保有数に応じて買い物でのキャッシュバックも行われるシステムだ。たとえば、100~499株をお持ちの場合は買い物の3%が、3000株以上保有している場合は、買い物の7%が戻ってくる。普段の買い物はイオンが中心だという方にとっては、かなり嬉しい特典なのではないだろうか。
20日と30日のイオン全店が5%オフの日には、そこからさらに+3%が戻ってくるので、実質8%オフで買い物が出来るなど、オーナーズカードのメリットは盛り沢山である。
イオンが身近にないとの声も!
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「最高にお得なのはありがたいですね!イオンで買い物もするので、買いたいですね」と、さっそく自分も株式の保有を検討したいとの声や、「映画が毎回実質650円はめっちゃいいですねー」と、リーズナブルな価格で最新の映画が楽しめることに感激する声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。
しかし、中には「映画好きなんですが、近くにイオンがなーい」「映画好きです。残念ながら私の住んでいる所はイオンシネマが1つもないのです…」など、地域によってはイオンが身近にないため、悔しがる声も複数上がっている。
たしかに、映画館が併設されているような大きなイオンモールは、郊外に行かなければなかなかないものだ。筆者は関西出身なので、子どもの頃からイオンモールと共に育ったが、生まれも育ちも東京23区の人は、そもそもイオンに足を踏み入れたことすらないかも知れない。