6月も終わりに差し掛かった日曜日、友人と神戸方面に買い物に出かける事となった。もちろん友人も生粋のフィッシャーマンであり、ライトソルトゲームに関して言えばそのサーチ能力は目を見張る力を持っている友人だ。買い物を終えたのは15時半頃。しばし移動して神戸随一のポイントである神戸空港ベランダへと向かった。
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（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・福岡崇史）
友人と短時間の夕マズメアジング
神戸市の中で唯一解放されている空港ベランダに隣接する釣り場。水深も潮流もあり根魚～青物まで回遊してくるポイントであるが、油断していれば根掛かりや潮流が速すぎて釣りにならない日もあるくらいだ。
到着時の釣り人は30～40組程で入口付近の隙間の大きい場所に入りセッティング。ロッドとバッグだけの超シンプルスタイルで釣り開始。
中アジがヒット
サーチ的に自作タングステンジグヘッド0.5gにアジボッコ1.5inでカウント15程度から開始。
1投目、左から右に流れる潮に乗せてカウントしていると15カウントを数えた所でテンションが抜けた！あれっと思いつつ、体が勝手に合わせていた。突っ込むような引きに上がって来たのは中アジ。周りの注目を一気に浴びてしまった。
神戸空港ベランダで中アジがヒット（提供：TSURINEWSライター・福岡崇史）抜き上げと同時に友人にカウント15と伝えると友人もすぐにヒット！早々に回遊かと思っていたが、どうやら夕マズメの偵察アジだったようですぐに沈黙。友人はその調子で2匹釣るが、私にはアタリすら出ない。
小サバの回遊が始まる
その後、表層でパチャッと波紋が出たと思いきや、コサバが回ってきたようで次々とヒット。万事休す……。しかも暗くなるに従って潮流はどんどん早くなり、1.3gのジグヘッドでもレンジに入らなくなってしまった。これは状況は移動以外ないね。と友人と意見が一致して移動を決意した。
小サバが連続ヒット（提供：TSURINEWSライター・福岡崇史）神明間の防波堤へ移動
神戸空港ベランダより移動してやってきたのは神明間の防波堤ポイント。時期によりアジが多く入る場所ではあるが、この時期はどうか……。
とりあえず準備して周りを見るもさほど釣れている雰囲気ではない。飛ばしサビキの人はコンスタントに釣っている。いきなり隣のポイントに入るのもよろしくないと思い暫く観察。ウキまでの長さからおおよその水深を見立てて、アジが掛かってくるサビキ仕掛けの位置を見てレンジを確認する。
釣れているレンジを見ると下から3番目くらいが一番多い。やはりボトムに近い場所が安定しているようだ。さぁレンジがわかった所でスタート。カウントを入れてさびいてくるとコツコツとアタリ。
さぁ食い込めと思っていると結局乗り切らず。仕掛けを回収すると……やっぱり無残にズタズタにされたアジボッコ1.5in。ボトムにはフグが湧いている模様。さぁどうするか。
