クレジットカードの作成・解約を短期間で繰り返すと…
支払いの遅延などがなくても、ブラックリスト入りすることがある。代表的な例としては、クレジットカードの作成・解約を短期間に繰り返すことだ。
たとえば、「新規契約でポイント付与キャンペーンを行っているクレジットカードを作成してポイントを受け取り、ポイントを使い切ったら即解約…」といったことを何度も行うと、滞納が発生していなくてもブラックリストにあなたの名前が載ることがある。
悪質なクレームを行うと…
ブラックリストには、第三者機関が保管しているものと、各金融機関が社内で保管しているものがある。
後者を「社内ブラック」と呼ぶ。社内ブラックに載る条件は、延滞や強制解約のほか、「悪質なクレームを繰り返している」といったものがある。
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5〜7年は情報が消えないので注意
一度ブラックリストに載ってしまうと、一般的には支払いを完済するなどしてから5〜7年はその情報が消えない。
キャッシュレス化が進む現代では、信用情報に傷がつくとカードを新たに作れなくなる可能性が高まるなど色々な不都合が生じるので、気を付けよう。
文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。