シュミット・ダニエル 写真:Getty Images

 元ベガルタ仙台所属選手の日本代表GKシュミット・ダニエルは、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)でプレー。トルコ1部MKEアンカラギュジュ移籍で合意と報じられていたが、破談に終わった模様。かわってベルギー国内移籍の可能性が浮上している。

 トルコメディア『ajansspor』は今月13日に「アンカラギュジュがシュミット獲得で個人合意」と報道。ベルギーメディア『Voetbal』は、アンカラギュジュがSTVVよりも高額の年俸を用意していることを伝えた上で「クラブ間交渉が進行中」と伝えていた。

 しかしトルコメディア『Baskent Medya Spor』は17日に「シュミットのアンカラギュジュ移籍はない。アンカラギュジュはすでに代替選手の獲得を検討している」とリポート。同選手のトルコ移籍は消滅したとみられる。

 くわえて『Voetbal』は、ベルギー1部クラブ・ブルッヘからの関心を報道。これによると、ブルッヘはGKジョセフ・ブルシクの戦線離脱により、ゴールキーパーの補強が急務であるとのこと。シュミットをGKシモン・ミニョレのバックアッパーとしてリストアップしているという。さらに同メディアは「シュミット本人はトルコよりもブルッヘ移籍に前向きだ」と伝えている。