淹れたてのコーヒーのような味と香りで、昨年TV番組で取り上げられた後には一時入手困難となったというイニックのコーヒーゼリー。
この夏、プレミアムシリーズとして希少豆を使った「Beans Aroma Fine cups Coffee Jelly(ビーンズアロマ ファインカップス スペシャルティ コーヒーゼリー)」3種が新登場した。ちょっと特別な日のデザートや、贈り物としてセレクトしたい。
産地ごとの風味を楽しめる「イニックコーヒーゼリー」
1杯分のパウダーをお湯で溶かすだけで、まるでドリップのような本格コーヒーを楽しめるイニックコーヒー。It’s Not Instant Coffeeの頭文字をとってINIC(イニック)と名づけられている。
コーヒー豆の特性を見極め、抽出液の風味と香りを損なうことなくパウダー化する独自の加工技術と経験を活かし、2020年4月にシングルオリジンコーヒーの「イニックコーヒーゼリー」を発売。
昨年、TV番組『サタデープラス』のランキング企画で15品中1位に輝くと、一時入手困難となるほどの話題になった。
今回のプレミアムシリーズは「ゼリーで味わうスペシャルティコーヒー」をコンセプトとし、世界で高く評価される3つの産地の希少豆を使用。パッケージは高級感のあるシルバーのロゴをポイントにしたシックなデザインで、1つからでも存在感のあるギフトとして活用できる。
食べる前によく冷やすことで風味と香りがさらに凝縮し、ひと口目から濃厚感を楽しめる。口当たりは雑味がなく軽やかで、「コーヒーゼリーは苦い、濃い」というイメージがある人でも印象が一変するという。
紅茶のように華やかな「エチオピア・イルガチェフェ」
「エチオピア・イルガチェフェ」は濃厚で芳醇なフルーティー感が特徴。イルガチェフェとはエチオピアにある地域の名前で、コーヒー発祥の地である同国でもこのエリアの豆は最高品質と言われる。
コーヒー豆の最高等級「G1ナチュラル」を使用しており、紅茶や赤ワインを思わせる濃厚なフレーバーが広がる。
イルガチェフェコーヒーは果実のように華やかなテイストが特徴だが、ゼリーにすることでその味わいが凝縮され、よりいっそうボディ感と濃厚感を楽しめる。
爽やかな酸味と熟れた果実の甘み「エルサルバドル」
「エルサルバドル」はひと口食べると、アプリコットを思わせる甘酸っぱいフレーバーと程よい苦みがバランスよく広がる。舌の上で転がすほどに、フルーティー感が鮮明になる。後味はすっきりとクリアで、最後のひと口まで繊細な風味が続く。
中南米に位置するエルサルバドル共和国は、国を挙げてコーヒーの生産に力を入れる一大産地。バリスタの世界大会で使用されることも多い地域だ。
ベリーのような甘みとコク、香ばしさの「ホンジュラス」
「ホンジュラス」は熟れて果肉がやわらかくなり、より甘みが濃くなったストロベリーを思わせる濃厚なテイスト。
そこにローストした豆の香ばしさとビター感が合わさり、後味は軽やかに。ツルンとやわらかな食感とともに、ホンジュラス特有のベリー感を堪能できる。
日本ではまだあまり馴染みがないが、ホンジュラスは世界有数のコーヒー生産国で、スペシャルティコーヒーの品評会で入賞が相次ぐなど高品質な豆の産地として注目されているという。