去る2023年3月の大阪モーターサイクルショーにて、税込み20万円をきる「Yamasaki YM125」を株式会社アライブプラスがリリースした。

販売価格は、昨年リリースの「Nicot PT125」をさらに下回る199,980円(税込)。 いったいどんなバイクなのか株式会社アライブプラスの渡辺社長を直撃してみた。

アライブプラス公式サイトへ

『箱売り価格ってなんですか?』

疑問を投げかけるとこんな答えが返ってきた。

「自転車にのれた!それだけで世思が広がった記憶を持つ人も多いと思います。『バイク』はさらに冒険のフィールドが拡がるアイテム。誰もが気軽に翼を手にできるようYamasaki YM125を日本に輸入する事にしました」

-何故、中国メーカーそのままの状態で箱売りなんですか?

「奇をてらった部分は否めませんが、このバイクは何十年も昔の設計のまま、アジア、中東、アフリカ等で完成図と部品だけで取引されている日常的な生活の足用のバイクです。
しかし日本の道路を走るには部品での輸入は車両として認められないため、中国のメーカー工場で組み立てて完成品としての輸入が必要となります。

実は日本での販売価格は10万円台半ばを目指していましたが不具合の出た部品に対しての保証などの試算を行い、この価格が現実的な価格となった、それが箱渡し価格の199,980円(税込)です」

「完成品を箱詰めするためいくつかの部材を外して梱包されています。
YouTubeに組立てマニュアルを挙げていますが、ご自身で組み立ても可能ですし、取扱店で依頼される方も多いです。
不具合があった場合の保証をするため製品由来の瑕疵かどうか判断のできる取扱店でのお渡しとなります。

多少の傷はご愛嬌な方にのみ販売します。
お近くのバイクショップに取り寄せる場合はお店からご連絡ください」

設計は30年前からほぼ変わらず、細かい部分は安価での提供のため研鑽されています。
良い意味で、良すぎるところもなければ悪すぎる所もないバイクです。

はだしの大地に似合うブレーキペダル。
踏み込むだけでギアチェンジが出来るチェンジペダル。
砂、ほこりが付きにくいカバー類。

日本のデジタル車に合わせる事なくそのままのカタチで本製品【Yamasaki YM125】としました」

*1取扱店で組立依頼の場合は組立費用が別途にかかります。