ジグヘッドはバス用が流用できる

ワームが決まったら、次はジグヘッドである。

ここもブラックバス用のジグヘッドをおすすめする。それも、オフセットではなく、ハリ先がワームの外に出る一般的なジグヘッドだ。ウェイトは水深に合わせて1gから5gくらいまで。

なぜバス用を推奨するかといえば、間違いなくバスワームに組み合わせるときに相性がいいこと、と、強度が高いこと。メバル用を使う手もあるが、メバルのジグヘッドは強度が低くてチヌに曲げられやすい。バス用のヘッドは60cmくらいまでのバスを想定しているので、50cmのチヌがきても負けることはない。

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アクションはただ巻きとふわ釣り

ライトブリーム、ジグ単の釣り。続けてアクションについてだが、あまり難しく考える必要はない。表層からレンジを刻んで、5カウント、10カウント、15カウント……と、ただ巻きする。メバルと同程度のスローリトリーブ。時合いは少しファストにしても良い。

底を取るかどうかだが、筆者の個人的な意見では、足元だけを狙う釣りに関しては、あまりこだわらなくても良いと思う。ド日中はともあれ、夕方から夜にかけては、チヌのレンジはわりと上ずってくる。ただ、クロー系やバグ系の場合は底ベタにするか、壁ピタにするかして使おう。

完全な夜になると、軽量のジグヘッドと組み合わせてふわ釣りするのも手だ。低活性であればナチュラル系、そこそこ活性が高ければアピール系と、カラーをかえて攻略しよう。

最後に。ジグ単の釣りではあまり飛距離を稼ぐことができないので、足元や、最大でも10m投げた先でチヌを狙うイメージでいこう。魚のストックが多いのは、間違いなく足元だ。

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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