クルーザーの舳先から大海原を感じながら、リゾートホテルのサービスとアメニティで快適に過ごす……そんな贅沢な滞在が淡路島で叶う。

ホテルニューアワジグループの「海のホテル 島花(しまはな)」が、水上の船に宿泊できるクルーザーキャビン「MARACIA(マラキア)」の就航を開始した。また、クルーザーを活用した海の日帰りオプショナルツアーも近日開始を予定する。

洋上の別荘のようなクルーザーキャビン「MARACIA」

“海に近く、空に近く”をシンボルフレーズに、淡路島洲本市のリゾート地「サントピアマリーナ」に2010年7月開業した「海のホテル 島花」。

淡路島の豊富な食材を味わえるダイニングや、異国情緒漂うヨットハーバーに面したナチュラルカフェ、紀淡海峡から大阪湾までを一望する最上階温泉露天風呂など、リゾート感あふれる雰囲気を特徴とする。

客室も多彩で、広い客室で愛犬と過ごせる「ドッグフレンドリーヴィラ」や、バケーションレンタルにおすすめの「レジデンスヴィラ」、広大な敷地と居室空間でグランピングを満喫できる「グランピングガーデン&ヴィラ」、そして今回紹介する「クルーザーキャビン」がある。

1艇目 VAJRA(バサラ)

1艇目 VAJRA(バサラ)

船名の「MARACIA」は「凪」を意味するラテン語で、同ホテルのクルーザーキャビン2艇目にあたる。1艇目の「VAJRA(バサラ)」が2021年7月のサービス提供開始から好評を博し、今回の「MARACIA」仲間入りにつながった。

優れた安定性を誇るカタマラン型ボート「Lagoon Power 44」は、まるで洋上の別荘のような快適な居室空間と、開放的なフライブリッジをはじめとする広々としたオープンスペースを持つ。

ホテル到着後に船内でプライベートチェックインを済ませたら、船長が案内するウェルカムクルージングへ。

滞在中はホテル専用バースに停泊する。客室にはソファセット、マスターベッド、ジュニアベッドを備え、大人2名、子ども2名が宿泊できる。

船内でありながら電子レンジや冷蔵庫、IHクッキングヒーター、シャワーブース、洗浄機付トイレを備え、陸上と遜色ない快適な設備で過ごせる。

液晶テレビや無料Wi-Fiもあるが、せっかくなら夜空に響く波の音に耳を傾けるのもいいだろう。

翌朝には船上でこだわりの朝食を愉しめるなど、雄大な自然に包まれたリゾート地で、ほかでは経験できないグランピングステイを実現する。