【車中泊で日本一周中】室内レイアウトと装備を考える。ベッドについて!

【車中泊で日本一周中】150泊以上して、DIYの室内レイアウトと装備は何点?
(画像=『MOBY』より引用)

バンタイプの車にはハイエースやキャラバンのような大型のもの、タウンエース(≒ライトエース)やバネットのような中型、ハイゼットカーゴやエブリイを代表とする商用軽自動車があります。

私が購入したライトエースは商用タイプの中型で、室内寸法は後部座席を外した状態で縦2,045mm、幅1,495mm、高さ1,305mmです。

最初の頃はどこに家具を置こうか、どこを収納スペースにすればよいかなどレイアウトを考えるのが楽しかったです。

ただ、あれもこれも置くにはライトエースの荷室は狭く、悩みに悩みました。

出発前に私が思い描いた車中泊のスタイルは、47都道府県を巡りながら海沿いでは釣りを楽しむこと。

そして季節によってはテント泊を行うことです。

あれこれ考えた結果、最終的に居住スペースにある程度の広さがあって小回りが利く車で十分と判断しました。

そこで私の車中泊旅にとって何がいちばん重要かと考えた時に頭に浮かんだのが睡眠です。

私はかなり神経質なほうで、ベッドや枕が変わるなど少しでも環境が変わると寝つきが悪く熟睡ができません。

遊びながら長旅をすると考えると1日の疲れを取るのには日常と同等の睡眠環境がいちばん大切。

その次がお風呂かお酒かなと考えました。

普段使っているベッドが幅141mm×奥行207mmだったので思い切ってライトエースの荷室を全てベッドにすることにしました。

最終的に、足元に大きめのクーラーボックスを置くことにしたので、ほんとに全面とはいかなかったのですが、かなり大きめのベッドを作成することができたと思います。

睡眠重視なのでベッドマットの厚さも10cmのものを採用。

私は睡眠をいちばんに考えた結果、車内のレイアウトのほとんどの部分がベッドという結論に至りました。

しかし、キャンプ(テント泊)や登山経験の豊富な人や、どこでも寝られるという人は収納スペースやキッチンスペースを作って、寝る場所を寝袋サイズに抑えてもよいと思います。

また、車で旅をしても車中泊よりキャンプ(テント泊)をたくさん行うという人もベッド作りにそれほどで力を入れなくても大丈夫。

就寝スペースとしてはテント内の方が快適だと私は思います。

【車中泊で日本一周中】室内レイアウトと装備を考える。キッチンについて!

【車中泊で日本一周中】150泊以上して、DIYの室内レイアウトと装備は何点?
(画像=『MOBY』より引用)

私の車中泊旅は自炊を中心に日々の食事をしていますが、車内には流し台など水回りの設備はありません。

睡眠を重視した結果、車内のレイアウトを考える際にキッチンは必要ないと判断。

電気調理器を選んだりする手間や旅の道中の排水処理など、色々と考えなくてはならないことが多く、流し台など水回りの設備を構想から消すと一気に肩の荷が降り、楽になりました。

もちろん流し台などの水回りの設備があったら便利なのでしょうけど、お金のことや設計や設置の手間を考えるとその分悩みごとも増えるので頭が痛いです。

結局、調理器具は岩谷産業の小型カセットコンロ1台と3合炊きの炊飯器のみとしました。

カセットコンロが1台だと同時調理ができなかったり、温かいものが1品ずつしか作れなかったり、不便なことも多々ありますが、今のところなんとかなっています。

炊飯器は、炊き立てのごはんをすぐに食べられるので本当に重宝します。

私は、この2つの調理道具があればキッチンは必要ありません。

今後もこのスタイルで道中の食事を作っていきたいと思っています。

また、水回りがないと使った食器をどう洗うかという問題がありますが、お皿にサランラップを敷いて、その上に料理を乗せることで皿洗いの手間を省いています。