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ジギタリスの名前の由来
ジギタリスは薬にもされたけど、毒があるので気を付けて!
ジギタリスの名前の由来

ここからは、ジギタリスの名前の由来についてもご紹介します。
由来が指を意味するラテン語
ジギタリスの学名は「Digitalis」と言います。
これはラテン語で指を意味する「digitus」から来ています。
この学名は、花の形が指サックに似ていることから来ているのだとか。
別名の「狐の手袋」は、英名の「Foxglove(フォックス・グローブ)」を直訳したものです。
花姿が手袋のように見えることを由来としています。
ジギタリスの名前は、「手」を連想させる花の姿を由来としていることが多いようですね。
ジギタリスは薬にもされたけど、毒があるので気を付けて!

美しい花を咲かせるジギタリスですが、この植物には毒もあります。
昔は薬としても使われていたのですが、誤って摂取すると危険なので注意しましょう。
毒のあるジギタリス
ジギタリスは、全草に猛毒があるとされています。
そのため、観賞用として栽培する際には取り扱いに十分な注意が必要です。
ヨーロッパでは、ジギタリスの花の内側にある濃い紫色の斑点は「毒のある印として妖精がつけた指跡だ」という言い伝えが残っているほどです。
誤って摂取してしまうと不整脈などを起こして死に至ることもありますので、直接手で触れないようにしたほうがよいかもしれません。
かつては薬にもされたジギタリス
毒を有するジギタリスですが、薬用植物としての活用されてきた歴史があります。
ジギタリスが持つ毒には心臓の収縮力を強める作用があるとされ、薬としても重宝されてきました。
ヨーロッパでは乾燥させた葉を原料として薬も作られていたのだとか。
しかし近年では、の成分を人工的にそ作れるようにもなっていますよ。