旅行中の洗濯の基本①洗い方
基本は手洗い
基本は手洗いで洗濯します。ホテルの浴室の洗面所に水をためて、ていねいに揉み洗いします。きつくゴシゴシこすってしまうと生地が傷んでしまうので、優しく手洗いしましょう。手で洗うだけでは汚れ落ちが気になる方は、小さい洗濯板を使う方法がおすすめです。
ミニ洗濯板
手のひらサイズの曲がる洗濯板があると、手で揉み洗いする必要がなく便利です。とても小さいためスーツケースやカバンの隙間に収納できます。下着や靴下を洗うときや、シャツの襟汚れ、大きな汚れがついてしまったときなどに使え、あると意外と手洗いのときに活躍するアイテムです。
洗面所が使えないとき
洗面所が使えなくて洗濯するための容器がない場合は、ビニール袋を活用しましょう。ビニール袋は旅先で買い物をすれば手に入ることが多いため、捨ててしまわずにとっておきましょう。袋に水と洗剤を入れてから洗濯物を入れ、袋をよく揉めば洗濯可能です。
脱水方法
ホテルでの洗濯は、脱水機がないことが一番不便に感じる方が多いかもしれません。手でできるだけ絞った後、タオルで挟んで水分をできるだけ取り除く方法が早く乾かすことができます。水分が多いままだと余計に乾きにくくなってしまい、生乾きの原因になります。
旅行中の洗濯の基本②干し方
干し方
できるだけ水分をとって脱水したら、ていねいに伸ばしてしわを取り除きます。インナーウェアならしわがあっても見えませんが、アウターになるアイテムはしっかり伸ばしましょう。
洗濯物から水がしたたり落ちている場合は、ハンガーにかけて浴室に吊り下げておきます。ハンガーをかける場所がない場合は、洗濯ロープや紐を取り付ける方法にします。水滴が落ちなくなれば、室内でも大丈夫です。
干す場所
浴室に干す場合は、換気扇をつけて換気をしっかりすることが重要です。空気の循環がないため乾くのが遅くなります。できれば広い室内に干し、窓際で日が当たる場所の干し方がおすすめです。冬場など室内が暖房で乾燥するときは、室内に干すと加湿器の役割を果たしてくれ、喉が痛くなりにくい効果があります。