一度ニキビができてしまうと厄介なもので、なかなか治らないことも多いです。さらに跡となって残ってしまい、きれいな肌には程遠くなってしまうこともあるでしょう。ニキビ跡を改善させるには、専門的治療を行うといった方法もあります。ニキビ跡に悩んでいる男性必見!メンズのニキビ跡消去法、専門治療と効果的なスキンケアについても解説していくので、参考にしてみてください!
目次
1 メンズはニキビ跡ができやすい?
2 メンズのニキビ跡の種類
1 メンズはニキビ跡ができやすい?
メンズは皮脂量が多いため、ニキビができやすいと同時にニキビ跡もできやすいとされています。メンズ用の化粧水や乳液などはさっぱりとジャブジャブつけられるものが多いですが、化粧水だけをつけていてもニキビ跡はなかなか改善されません。
ニキビ跡ができてしまったら、皮脂が多くても保湿をしっかりしてあげることが大切です。化粧水と乳液2つもつけるのは面倒だと化粧水だけしかつけないことも多いのではないでしょうか。
化粧水でうるおいは補給できますが、うるおいをキープすることはできません。そのため、乳液でうるおいを閉じ込める必要があります。
2 メンズのニキビ跡の種類
ニキビ跡と一言で言っても、さまざまな種類があります。現在ニキビ跡ができてしまっている男性は、自分のニキビ跡がどの種類に当てはまるのかを考えながらチェックしてみてください。
ニキビ跡①赤み
一般的に見られるのがこの赤みタイプです。ニキビが治っていると思っていても、まだ炎症を起こしているため、6か月以内は様子を見ることが必要になってきます。
見た目ではニキビが治っているように見えても、炎症を起こしているせいでしばらくの間はニキビ部分に赤みが出てしまう場合があります。6か月以内であれば炎症のせいだと考えられるので、問題はないでしょう。
しかし、6か月以上経っても赤みが消えないといったこともあるかもしれません。それは、ニキビができたことで肌にダメージを負い、皮膚の表面が薄くなっている可能性があり、赤く見えている状態だと言えるでしょう。
赤みがあると目立つので、全然消えなくて悩んでいる場合は、できるだけ早めにクリニックを受診して治療をスタートさせることも視野に入れておくことをおすすめします。
ニキビ跡②凹み(クレーター)
ニキビ跡の種類にはクレーターと呼ばれるものもあります。ニキビが炎症を起こして悪化することで、毛穴の壁を壊し広がっていきます。そのため、肌に凹みができますが、その大きさは炎症範囲によって異なるため、必ずしも同じ大きさとは限りません。
クレーターは、炎症が落ち着いた後に凸凹ができてしまい、ミカン肌のようになってしまいます。クレーターは自然と治るものではないので、凹みに悩んでいる方は、医療機関を受診して治療を受けることをおすすめします。
ニキビ跡③色素沈着
ニキビ跡が赤くなってから、茶色に変化してしまうことはありませんか?茶色くなるのは、色素沈着しているためで、メラニンが影響しています。
赤いニキビ跡の場合は、6か月以上経過しても消えないこともありますが、そのまま放置しておくことで、色素沈着を起こしてしまいます。徐々に赤色から茶色のニキビ跡に変わっていき、シミのように見えてしまうのです。
ニキビ跡④盛り上がり
ニキビ跡が盛り上がってしまう場合もあります。炎症を起こしたニキビがしこりのようなものになり、硬い瘢痕を作ってしまいます。ケロイドと呼ばれていますが、このような盛り上がりになるのは体質も関係していると言えるでしょう。
ケロイド体質の方の場合、ニキビ跡が赤くなって硬く盛り上がってしまうことで、ケロイドになることもあるのです。治療を行ってもすぐに良くなることは難しく、年単位で見ていく必要があります。
盛り上がりの治療には原因となっている皮膚繊維細胞の増加を抑制させることが効果的です。また、注射や外用薬を使用して、盛り上がりをなくしたり、赤みがある場合はレーザー治療も行っていく場合もあります。