作れる場合

前述の通り、信用情報に事故情報が登録されることを「ブラックリストに載る」というが、ブラックリスト入りした場合でも、下記に該当すればクレジットカードを新規発行できる可能性がある。

・事故情報が抹消された場合
・返済能力があると見なされた場合

作れない場合

クレジットカードを作れる場合と真逆の状況なら、当然、新規発行は難しいだろう。

・事故情報が残っている場合
・返済能力が低いと見なされた場合
・クレジットカード会社に内部情報に金融事故が記録されている場合

なお、各クレジットカード会社は内部でブラックリストを保有しているので、過去に事故を起こしたクレジットカード会社は、何年経っても利用できない可能性がある。

自己破産しても作れるカードはある

さて、「どうしてもクレジットカードが必要」という場面に直面することもあるだろう。自己破産をしても作れるカードは主に2つある。

デポジット型のクレジットカード

事前に保証金(デポジット)をクレジットカード会社に預けることで、デポジットの範囲内でクレジット決済できるカードだ。

家族カード

家族カードとは、クレジットカード契約者の家族名義のカードを追加発行できるサービスだ。契約者本人の信用情報に基づいて審査するため、家族がブラックリストに載っていてもカードを発行できる場合がある。

クレジットカードの審査は信用第一!

自己破産してもブラックリストに載ってしまっても、信用力さえ回復すればクレジットカードの審査に通る。ただし一度失った信用を再び取り戻すには時間がかかる。ブラックリストに載っていても場合によっては作れるクレジットカードもあるので確認しておこう。

著者・MONEY TIMES編集部