テニス用具のリーディングブランド「バボラ」は、世界で最も権威あるテニスイベント・ウィンブルドンと2013年からパートナーシップを結んでおり、今年で10周年を迎えた。
そのパートナーシップと、今回登場した「ウィンブルドン コレクション」について紹介したい。
世界で最も歴史の古いラケットスポーツ専門メーカー
1875年、フランスのリヨンで誕生した「バボラ」は、世界で最も歴史の古いラケットスポーツ専門メーカーだ。イノベーションをいち早く取り入れ、1875年にテニスストリング、そして1994年にテニスラケットを発売した。
創業以来5世代にわたり同族経営を続ける同社は、テニス、バドミントン、パデル用品を展開。同社のラケットやストリングを使うプロも多く、それぞれのスポーツで活躍している。
ウィンブルドンのプレーヤーと大会を支える「バボラ」
バボラは、ウィンブルドンの芝のコート専用にデザインしたシューズを、出場選手はじめ、大会を支えるボールボーイ、ボールガール、グランドスタッフに提供している。
また、大会出場選手のニーズに合わせてラケットとストリングを提供するため、同社のエキスパートチームが、ATPやWTAのトッププレーヤーのラケットを準備している。
そんなバボラとウィンブルドンの歴史は、1860年から1870年代まで遡る。
ウィンブルドンはクロケットクラブとして設立されたが、ローンテニスのルールが制定されると、クロケット用芝生の一部をテニスに使用し、1877年に第1回選手権大会を開催した。そのため、グランドスラムの中で最も歴史が古く、唯一芝で行われる大会だ。
一方のバボラはもともと、ソーセージの皮、手術用の糸、楽器の弦、アーチェリー用の天然ガットを加工する会社であったが、1875年に最初のテニスラケット用ストリングを発明し、その事業範囲を広げた。
2種類のシリーズ
「ウィンブルドン コレクション」には、モダンでヴィンテージなデザインの「ピュア シリーズ」と、パフォーマンスと快適性を追求した「エヴォ シリーズ」がある。
同コレクションでは、アイコニックなラケットの「バボラ ピュア ドライブ」のスペシャルバージョンや、ラケットホルダー付きのバックパックをラインアップしている。
テニスをプレーするなら、ウィンブルドンとともにある「バボラ」の製品をチェックしてみては。
バボラ ウィンブルドン コレクション
(田原昌)
※表示価格は全て税込