家具からプレハブ住宅まで幅広いアイテムを手掛けてきたフランスの建築家・デザイナー、Jean Prouvé(ジャン・プルーヴェ)。特に彼の手掛けた家具の評価は高く、ヴィンテージ品はコレクターの間で垂涎の的になっている。

渋谷PARCOのインテリアショップ「Mid-Century MODERN(ミッドセンチュリーモダン)」にて、ジャン・プルーヴェがデザインしたプロダクトのポップアップ「CONSTRUCTOR:Jean Prouvé」を、7月14日(金)~9月18日(月)の期間開催する。

Mid-Century MODERN展示商品一部紹介

プルーヴェがデザインした、いわずとしれた名作チェア「Standard Chair(スタンダードチェア)」。

プルーヴェがデザインした数あるチェアの中でも「スタンダード」と名付けられた、まさにこれからのスタンダードになり得る傑作チェア。価格は「Standard Chair」が107,800円、「Compas Direction」が356,400円~。

1951年にフランスの企業のためにデザインされた「Fauteuil Direction Pivotant(フォトゥイユ ディレクション ピヴォタン)」355,300円~。クッション性の高いボリュームのある背座と木製のひじ掛けを組み合わせたデザインが特徴だ。

1951年に発表した「Tabouret N°307(タブレ 307)」112,200円。プルーヴェは、1950年代初めに数多くのスツールをデザインし、製品番号で呼ばれていたため、このタブレ(=スツール)307も製造番号に由来するもの。

製品の購入でトートバックプレゼント

また、期間中、Vitra(ヴィトラ) ジャン・プルーヴェ製品を購入した人先着10名に、非売品のVitra ジャン・プルーヴェトートバックがプレゼントされる。

オープニングイベントではソーダを用意

7月14日(金)のオープニングイベントでは、同社が飲食事業として展開するソーダ専門店「SODA BAR」による、Café Prouvéをイメージしたソーダを用意する。

誰でも参加可能で、Vitra JapanのInstagram(@vitra_japan)をフォローでソーダ1杯をプレゼントとなる。なお先着順で、なくなり次第終了となる。

左:ミモザ(アルコール)中央:ミントソーダ(ノンアルコール)右:ザクロビネガーソーダ(ノンアルコール)

左:ミモザ(アルコール)中央:ミントソーダ(ノンアルコール)右:ザクロビネガーソーダ(ノンアルコール)

プルーヴェの多面的な作品の数々に焦点を当てたトークイベントも

さらに深くヴィトラとジャン・プルーヴェについて知りたい人に向けて、Mid-Century MODERNとヴィトラによる、ジャン・プルーヴェの多面的な作品の数々に焦点を当てたトークイベントを7月21日(金)/9月1日(金)19:00~20:00に開催する。なお、各回15名まで、予約制となる。参加希望者は申込フォームより受付を。

ジャン・プルーヴェ作品の素晴らしさを再確認できるポップアップになりそうだ。

CONSTRUCTOR:Jean Prouvé
開催日時:7月14日(金)~9月18日(月)11:00~21:00
会場:Mid-Century MODERN 渋谷PARCO店
所在地:東京都渋谷区宇田川町15−1 渋谷PARCO4F

オープニングイベント
日時:7月14日(金)18:30~20:30
会場:渋谷PARCO4階 Café Prouvé

トークイベント Vitra Sessions:PROUVÉ
開催日時:7月21日(金)~9月1日(金)19:00~20:00
会場:渋谷PARCO4階 Café Prouvé

(角谷良平)

1950年創業のスイスの家具メーカー