優れた機能性と、シンプルかつお洒落なデザインで、日本のスマホユーザーにおいて約半数のシェアを誇るApple社の「iPhone」。多くの人が普段何気なく使っているiPhoneだが、安全に端末を利用するには、自分自身で個人情報をしっかりと管理していく必要がある。

あとぺ@iPhoneおトク情報@atope_bnplさんの「コレやらないと危険です。iPhoneを自分の名前にしている人が多すぎる。買ったときApple IDと同じ名前になるから、変えないと本名バレます。スタバでMac開いてWiFi繋ごうとしたら本名がでてビックリ。【設定 → 一般 → 情報 → 名前】ですぐ変えられます。AirDrop も変えればもっと安心。やり方は【設定 → 一般 → AirDrop →「受信しない」か「連絡先のみ」】にする。むかし他の人に勝手に画像を送りつけるAirDrop痴漢が流行ったから注意して」というツイートがツイッター上で大きな話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。

iPhoneの「名前」を変更する方法!

それではさっそく、iPhoneの名前の変え方について詳しく解説します。

まずは、「設定」アプリから、「一般」を選択する。

iPhoneを自分の「名前」している人はすぐ変更して – 変えないと本名がバレます!
(画像=(画像は「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供),『オトナライフ』より 引用)

次に「情報」の項目の一番上に出てくる「名前」の個所をタップ。

iPhoneを自分の「名前」している人はすぐ変更して – 変えないと本名がバレます!
(画像=(画像は「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供),『オトナライフ』より 引用)
iPhoneを自分の「名前」している人はすぐ変更して – 変えないと本名がバレます!
(画像=(画像は「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供),『オトナライフ』より 引用)

すると、iPhone名を編集することが出来るようになるので、こちらを本名以外に設定しなおそう。

iPhoneを自分の「名前」している人はすぐ変更して – 変えないと本名がバレます!
(画像=(画像は「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供),『オトナライフ』より 引用)
iPhoneを自分の「名前」している人はすぐ変更して – 変えないと本名がバレます!
(画像=(画像は「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供),『オトナライフ』より 引用)
iPhoneを自分の「名前」している人はすぐ変更して – 変えないと本名がバレます!
(画像=(画像は「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供),『オトナライフ』より 引用)

「名前」の欄が初期設定のままの場合、購入時の本名が登録されていることが非常に多い。iPhone名が本名だと、外出先でWi-Fiを接続する際や、AirDropの受信範囲を「すべての人」に設定している場合などに、意図せず周囲に自分の名前が知られてしまう危険性がある。そのため、これからiPhoneの購入を検討している方も、すでにiPhoneを使い始めている方も、「名前」の設定は必ず本名以外にするのがオススメだ。

本名が周りにバレることの何が怖いかというと、たとえばiPhone名が女性の名前だったりした場合、AirDropの機能を悪用して、意図的に知らない人から卑猥な画像が送られてくるという被害が実際に起こっている。

筆者も以前、西武池袋線の池袋駅で、このような「AirDrop痴漢」の被害にあったことがあるのだが、誰が自分へ送りつけたのかがまったくわからない恐怖に加え、iPhoneという個人所有のデバイスにおいて、周囲の誰にも知られずに、ひっそりと行われた痴漢行為を、突然一人で抱え込むことになったのが、意外と精神的にショックだった。

AirDropの設定も見直そう!

この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「AirDropで自分の名前出てるの気になってました!!すぐやります」と、さっそく設定を変更するとの声、「スタバとかで結構個人名見えますよね。家のWi-Fiも注意ですね」と、自分もカフェで気になっていたとの声など、様々なコメントがリプライ欄には寄せられている。

また、中には「これ本当やらないと危険ですよね!電車でAirDropとかするとエゲツないことになりますよね」といった意見も寄せられており、実際にそこそこ人の乗っている電車内で、友達にAirDropを送ろうとすると、かなり数の端末情報がオープンに表示される状況を危険視する声も上がっていた。

AirDropの受信範囲は、同じく「設定」アプリから、「一般」を選択し、「AirDrop」の項目を「すべての人」から「受信しない」に変更しておくことで、知らない人から突然の受信を防ぐことが出来る。

先日、配信されたiOS16.2では、AirDropの受信設定で「すべての人」を選択していた人も、10分経過すると自動で「連絡先のみ」に変更されるようになったので、筆者が体験したような痴漢被害はこれから減っていくはずだ。

名前を好きな食べ物にするのも◎

iPhoneを使い始める前に、ぜひチェックしておいて欲しい「名前」の設定。うっかり本名のまま設定していたという方は、今すぐにでも変更しよう。

筆者は、AirDropの痴漢被害にあってから、名前を「鱧の土瓶蒸し」に変更している。鱧の土瓶蒸しは筆者の大好物なのだが、女か男かも分からない上に、関わるとヤバそうな雰囲気を醸し出してくれているので、女性ユーザーのみなさんは、自身のiPhone名を好きな食べ物にするというのも一つの手だ。

今回の情報を提供してくれた投稿者のあとぺさんは、「iPhoneろぐ.com」というサイトを運営している。「iPhoneろぐ.com」では、iPhoneに入れておきたい人気ゲームアプリの紹介や、格安SIMカードのメリット・デメリットについて、コンテンツ内で詳しく解説しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:「あとぺ@iPhoneおトク情報(@atope_bnpl)」さん提供)※画像は一部編集部で加工しています

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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