イサキ釣りに転戦
5分ほどの移動で、ゾウセ根のタナ20mでイサキ釣り開始。私は自作のウイリー&空バリ仕掛けを使用。先バリの空バリにマンボウの切り身を付け、ビシを23mまで沈めて20mのタナへ向かって4回振り上げるまきエサワークでスタート。
イサキ釣りのタックル(作図:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
潮の流れは先ほどのアジ釣り場と大きな違いはなかったが、水深が浅くサバが少なかったのでオマツリが少なかった。
イサキをダブルでゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
出だしは、やはり右舷からアタった。左舷は前寄りから25cm級イサキを連続キャッチ。私たち3人が並ぶ左舷トモ寄りはアタリがなく苦戦した。何をしてもアタらないと、置き竿になりがち。しかも風がやんで気温が上がり、飲み物を手放せなかった。
連掛けもあり入れ食いに
私の置き竿が、2投目に曲がった。そのまま電動スローで巻き上げると、上バリのブラウンのウイリーに25cm級イサキ。これが開始から10分経過したころだったが、私の仲間にアタリがきたのはさらに5分経過してからだった。
30cmイサキを集中(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
そのころ、船中手持ちで誘いがハマった人には2点掛け、3点掛けが続く。私は好きな置き竿の釣りを楽しみ続けた。
10時半を過ぎるころ、潮の流れに変化を感じると、左舷トモ寄り2番の井上さんが25cm級イサキのトリプルを達成。11時ごろからは、左舷トモの江原さんが入れ食いに。江原さんは12時の沖上がりまでの1時間で、イサキの釣果を5尾から22尾まで伸ばした。
庄幸丸でイサキの一荷(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
後半のイサキの3人の釣果は23~33cm14~22尾で、江原さんがトップ。船中のアジの竿頭は38尾、イサキは64尾という数字が出て絶好調だ。
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<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
庄幸丸
出船場所:勝山港
庄幸丸
出船場所:勝山港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年6月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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