ロシア南部クラスノダールの犯罪裏社会とつながりのある81歳のロシア人女性が、犯罪捜査担当刑事の殺害を指示したとして最近逮捕された。
リュドミラ・リャビクは普通のおばあちゃんではない。この81歳の女性はクラスノダールの組織犯罪のメンバーと強いつながりがあるだけでなく、救急隊員をショットガンで殺すと脅したこともある。そしてこの度、クラスノダール警察署の警官の殺害を首謀した罪で逮捕された。彼女にとって不運なことに、犯罪仲間が彼女の計画を当局に暴露したことを知らなかった。
ロシア紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」によると、リュドミラ・リャビクは元受刑者の集団から多くの知人に連絡を取り、クラスノダールの刑事捜査課の刑事殺害のために100万ロシア・ルーブル(約160万円)を支払ったという。なぜ彼女が刑事殺害を目論んだかは謎のままだが、当局はその刑事の捜査活動が81歳の女性を何らかの形で脅かしたのではないかと疑っている。
リュドミラは殺人仲間に刑事の住所を教え、さらに刑事の家までの道順を地図に書き込んで、ここが刑事を待ち伏せして殺すのに最適な場所だとアドバイスした。だが、ヒットマンはすぐに警察に犯罪計画を垂れ込んだ。警察は彼女に対する立件を有利にするため、すべてが計画通りに進んでいると思わせることにした。
ターゲットにされた刑事は、首の周りに血のりをして、誰かに喉を切り裂かれたように見せかけ、死んだふりをすることに同意した。そして死んだふりをした警官の写真が、雇い主の証拠としてヒットマンたちに提供された。リュドミラは疑い深く、その写真を見た後、彼女は刑事が勤務していた警察署に刑事のことを聞きに行った。
その翌日、リュドミラ・リャビフは逮捕された。彼女の自宅を捜索した警察官は、銃器、弾薬、手斧、ナイフなどが収納された武器庫を発見した。
現在彼女は正式に起訴されるまで予備拘置所に拘留されているという。
参考:「Oddity Central」「コムソモリスカヤ・プラウダ」
提供元・TOCANA
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