目次
ぶらり旅の楽しみは、その土地の良い店探し
・破天荒な入り口に一目惚れした「酒肆 なわない」
・完全分煙の驚くほどオシャレなカフェ「SMOKING & NON-SMOKING」
・広島でも本格シーシャが楽しめる「廣島シーシャ」
まとめ
ぶらり旅の楽しみは、その土地の良い店探し
破天荒な入り口に一目惚れした「酒肆 なわない」
宿を取っていた広島市に戻り、今宵の酒宴場所に選んだのはネオン輝く銀山町にある「酒肆 なわない」。グルメサイトを参考に選んだ店なのだが、なによりまずその外観写真に心奪われた。
白壁を打ち破ったかのような佇まい…。さらに地物の酒肴が味わえ地酒も豊富、お一人様にも優しいというコメント。3拍子揃えば行かないという選択肢はない。

少し緊張しながらも壁がくり抜かれた入り口から入店すると、ダンディな店主・大原さんが優しく迎え入れてくれた。カウンターに座りビールを注文。アテには「刺盛」と「アナゴの白焼き」を選ぶ。

刺盛は上から時計回りにカンパチ・カツオ・シメサバ・タイ昆布〆・地タコ。鮮度抜群で広島の甘めな醤油とも相性が良い。ワサビが良いアクセントのアナゴの白焼きは、ふわふわと柔らかく焼き上げられその美味さに箸が止まらない。
この日は残念ながら入荷がなかったが、6月上旬から8月中旬にかけては地物の小イワシが人気とのこと。刺身や天ぷら、塩焼きで楽しめるという。
その後も追加でアナゴの薄造りやコウネ焼きなどを堪能し、広島の地酒も味わいつつ、気づけば通い慣れた店のように落ち着いく自分がいたのだった。

酒肆 なわない

広島県広島市中区銀山町12-10 藤観ビルB1F
082-248-0588
完全分煙の驚くほどオシャレなカフェ「SMOKING & NON-SMOKING」
広島市内を散策し休憩するのに見つけたカフェ「SMOKING & NON-SMOKING」。ファッションやショッピングで賑わう中心地の袋町にある完全分煙のカフェだ。

ほどよく歩き疲れて、タバコも吸いたい。そんな思いで訪れたのだが店の前には入り口が2つあるではないか。雑居ビルの奥に2つ並んで佇む扉、右側の「SMOKING」を開けば、仄暗い店内にバーカウンター。立派な一枚板のカウンターへ促され、店長の椎木亜希花さんと会話を楽しむ。


カフェながら酒類も豊富でよく見れば「SAKURAO GIN WHITE HERBS」もある。せっかくなので「SAKURAO GIN WHITE HERBS」のジントニックを注文することに。よく冷えたジントニックが乾いた喉を軽快に通り過ぎていく。やはり美味い。
SMOKING & NON-SMOKINGではパイプのキープも行っており、自分のパイプを購入したらゆったり煙を燻らせながら、カクテルやコーヒーを楽しむことができるのだという。もし広島に住んでいたなら間違いなくパイプをキープしていただろう。

隣の「NON-SMOKING」は女性客がケーキやパフェをお供に会話を弾ませ、「SMOKING」では1人カウンターでパイプを燻らせグラスを傾ける客がいる。なんてオシャレなのだろう。これぞ広島で見つけた“男の隠れ家”かもしれない。

SMOKING & NON-SMOKING

広島県広島市中区袋町8-14
080-4266-0750
広島でも本格シーシャが楽しめる「廣島シーシャ」
ずっと興味はあったものの機会がなく味わったことがなかったシーシャ。広島市内の散策中に見つけた看板に導かれ「廣島シーシャ」に立ち寄ることにした。入店早々、初心者ということを告げるとオーナーの箕谷豪大さんが対応してくれた。

料金システムは良心的でわかりやすい。シーシャが2200円、チャージ(ソフトドリンク飲み放題込み)700円が基本セット。今回は初めてだったので初心者でも味わいやすいノンニコチンのフレーバーで準備していただいた。
レモンベースの柑橘系、爽やかな味わいが特徴のフレーバーとのこと。吸い方をレクチャーしてもらい、いざ初めての体験を。

たばことは違い、吸い込んだ煙は一気に吐き出す。これが慣れるまでは本当に難しい。他の客の姿をチラ見しながら幾度か吸ってみると、だんだん味わいもわかるようになり、吸い方もそれっぽくなってくる。
シーシャは時間をかけてゆっくり楽しむものということで、帰りの新幹線の時間までシーシャ片手に有意義な時間の潰し方をした。


箕谷さんはシーシャに惹かれ東京の専門店で勤務したほか日本各地のシーシャ屋を巡り、本格的な店を作るため広島に拠点を移し、この店を立ち上げたという。
使用する器具やフレーバーも本場のドバイへ行き仕入れ、店には世界に限られた数しか存在しない貴重な器具も多い。初めて飛び込んでみたシーシャ店が「廣島シーシャ」だったのはアタリといえるだろう。

廣島シーシャ

広島県広島市中区流川町3-6 3F
080-2945-3219
まとめ
1泊2日で少し遠出をしつつ知的好奇心と趣味嗜好を満たす旅。今回、その舞台に選んだのは広島だったわけだが、結果としてとても有意義な旅となった。
素晴らしい酒に出会い、個性あふれる人々と会話し、ガイドブックには載っていない“隠れ家”的な店に出会うことができた。
またいつか、そう遠くない未来に広島旅をリピートしてしまうような気がする。
撮影/池本史彦
提供元・男の隠れ家デジタル
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