AS MUSTが2023年6月1日正式販売を開始した駐車券発券機専用トング「トレッタング」。駐車券をとるというためだけのアイテムであるにもかかわらず、その価格は2750円と決して安くはありません。インターネット上には「100円ショップのトングで十分」「自作できそう」という声も多いようですが、実際にその価値はあるのでしょうか?

PR TIMESトレッタング
つかみやすさは「さすが!」のひとこと!

駐車券発券機専用トング「トレッタング」が一般的なトングに比べて高価である最大の理由は、ポリカーボネートを使用していることにあります。

AS MUSTの担当者によれば、「炎天下の車内では80度を超える高温になる部分もあり、塩化ビニルなどの素材では変形してしまうおそれがあります。その点、耐熱性・ 耐久性に優れるポリカーボネートはそうした心配を最小限におさえることができます」と説明します。

AS MUSTの担当者は次のように続けます。

「100円ショップで販売されている料理用トングやマジックハンドも実際に使用してみましたが、駐車券のつかみやすさや車内への収納性、デザイン性はやはり『トレッタング』が一枚も二枚も上手だと感じます。

私もクルマに常備していますが、いまではなくてはならない存在となっています。

料理用トングは、駐車券のような薄く平べったいものをつかむことを想定していないため、そもそもしっかりとつかむことができません。また、マジックハンドの類は車内で収納するには不向きです。

その点、先端にゴムシートを貼ることでグリップ力を強化した『トレッタング』は駐車券をつかむのに最適です。また、小物入れやドリンクホルダーにおさまるサイズ感なので車内で邪魔になることもありません。

インターネット上には『自作できそう』というコメントも見られますが、ポリカーボネートの加工には一定の技術が必要ですし、100円ショップにあるものでつくるとやはり耐熱性や耐久性に課題が残ります。

料理用のトングと比較すると割高に感じるかもしれませんが、あくまで『駐車券発券機専用トング』として見ると妥当な価格感なのではないかと思います。

運転に自信のある方には不要なものかもしれませんが、万が一クルマをぶつけてしまうようなことがあればその修理代は数万円におよぶことがほとんどです。そうしたリスクを避けられることを考えれば、2750円という金額は高すぎることはないのかなと思います」

駐車券発券機専用トング「トレッタング」は、これまでに1000個以上を販売するヒット商品になっているといいます。

駐車券発券機付きの駐車場を多く利用する方はぜひ試してみては?