創業133年目を迎える細川機業が誇るファクトリーブランド、「オリガミクス」から今年の限定モデルが到着。
同社のフラッグシップモデルである「和紙布スリッポン」の2023年限定モデル「インディゴ」は、現在同社のECサイト限定で販売中だ。ご当地富山県産の天然藍で手染めされた和紙布を使った新色で、足元から日本の美を感じる一足となっている。
軽さや快適さを極める、オリガミクス和紙布スリッポン
「オリガミクス 和紙布スリッポン」は、和紙布素材の特長である「軽さ」「通気性」「速乾性」「消臭性」を最大限に発揮させることをコンセプトに設計された、スリッポンタイプのスニーカーだ。肌に直接触れるパーツほぼ全てに立体的な二重織り構造の和紙布織物を使用しているため、素足で履いてもベタつかず、さらっとした履き心地が持続するのが特徴である。
2018年、クラウドファンディングで支持を集めたことをきっかけに、D2C限定のファクトリーブランドとしてスタートした「オリガミクス」。フラッグシップとなった「和紙布スリッポン」は、機能性を重視したミニマルデザインが評価され、同年のグッドデザイン賞も受賞している。
和紙布スリッポンで味わう多彩なスタイル
爽やかでやさしい青みの無地染め「ソリッド」と、ボタニカル柄を想わせるような淡い群雲染めの「クラウド」。いずれも、手染め生地ならではの個性的な表情が特徴のモデルとなっている。
生地を染めたのは「藍染め屋aiya」の南部歩美氏。「オリガミクス」の和紙布工場がある富山県上市町に隣接する魚津市鹿熊で活動している。江戸時代から続く伝統技法「天然灰汁発酵建て」にこだわり、自らの畑で育てた蓼藍を、化学薬品を一切使わずに仕込んだ染め液で、一枚一枚丁寧に染めている。
素足で履けるオリガミクスの和紙布スリッポンは、まさにこれからの季節にピッタリ。世代や性別を選ばないシンプルなデザインのため、普段づかいのコーディネートでも活躍する。サンダルだとルーズに見られてしまう、革靴を履くには厳しい天候、そんなときの1足としてお薦めだ。
水に濡れても驚くほど速く乾くので、水まわりのレジャーにも最適。一般的なスニーカーの半分程度という軽さを活かし旅行用のセカンドシューズとして、また、オフィスや病院での内履きとしても支持されているという。
植物由来の天然の機能性を活かした「オリガミクス」の和紙布スリッポン。今年限定の藍染めモデル「インディゴ」の、足にも自然にもやさしい履き心地を感じてほしい。
(akihiro takeji)